強烈な臭いを出す生き物と言えばスカンク。
テレビや図鑑などでスカンクの存在を知ったという方もおおいはず。
僕もみなさんと同じで、臭いがすごいというのは知っていました。
そんなスカンクですが、スカンクの臭いはどういうものなのか
気になったことはないでしょうか。
そこで今回はスカンクの臭いははたしてどんな臭いがするのかについて
紹介したいと思います。
またスカンクにまつわる豆知識も紹介しますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そもそもスカンクとは？
臭いでおなじみのスカンク。臭いを強烈にだすことはご存じでも、
具体的にスカンクがどういった生き物なのかについてご存じでない方もおおいのではないでしょうか。そこで本題に入る前に、スカンクについて軽く説明したいと思います。
スカンクとは、スカンク科に属する哺乳類で、おもに北アメリカや中央アメリカ、南アメリカなどで生息しています。一部東南アジアであるインドネシア、やフィリピンなどにも生息しています。
大きさはそこまでおおきくなく体長４０～７０ｃｍほどで、体重も０．５～３キロといったところです。
雑食性で、鳥の卵や、虫、果実、あるいはネズミなどをえさとしているんですね。
夜行性で地中に穴をほってそこで生活しているんだとか。
またスカンクは狂犬病をうつす生き物であり、スカンクが狂犬病に感染してしまうと、凶暴化して様々な生き物に攻撃的になるため、そのスカンクから悪臭をはなたれた生き物を介して、人間にも感染してしまうんだそう。
ちなみにスカンクの語源は、アメリカの先住民族のアベナキ族の言葉である
セガンク（Seganku)が由来とされており、「ふきかけるもの」という意味があるんだそう。
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スカンクの臭いはどういったものなのか？
本題に入ります。
スカンクは強烈な臭いをはなつことで有名ですが
はたしてどういった臭いがするのでしょうか。
その答えは、ニンニク臭やゴムを焼いたような臭いなんですね。
スカンクは敵を追い払うためにまず、前足で地面をたたいたり、
しっぽを立ち上げて肛門を披露するなどして、相手に警告をだすんです。それでも逃げていかなかった場合に最終手段として、肛門の両側にある肛門傍洞（ぼうどう）腺という所から刺激臭のする分泌液を放つんです。その映像がこちら！
スカンクのはなつオナラに犬が死ぬほど臭がっているのが、
お分かりになられたかと思います。
またマダラスカンクにいたってはなんと逆立ちして相手に警告します。その映像もぜひご覧あれ！器用に逆立ちをしているので、人間は恐れるどころか、
逆にめっちゃすごい！と驚いちゃいますね（笑）
しかしその臭いの威力たるや、２キロにわたってわかるほど！！！
目に入った場合、しばらく目が見えなくなってしまうんだそう。
服にかかった場合でも、
そのスカンクの匂いは洗ってもとれなくて、廃棄せざるを得なくなります。
さらには４，５メートル離れていても命中させることができるいわばスナイパーの一面ももちあわせています。
ところが、そんなスカンクにも天敵がいまして、それはタカやフクロウなどの鳥。
鳥は目が非常にいいことで知られていますが、鼻は意外と鈍感で、
スカンクの臭いをかいでも平気なので、恐れることなく、上からスカンクを捕獲してしまうんだそう。
ちなみにスカンクは自分の匂いをかいで、自滅・・・！するなんてことはなく、
むしろその臭いをいい匂いと思っており、交尾の時にも悪臭を放ちながら、
お互いの匂いを嗅いで興奮するんだそう。
まさかその強烈な臭いで悶絶するどころか、興奮するとは、おそるべしですね汗
ほかの強烈な臭いをかいでも全然問題なさそうな感じがします（笑）
豆知識：スカンクのオナラは昔〇〇に利用されていた！？
ここでスカンクにまつわる豆知識を紹介します。
スカンクのはなつにおいがとてつもない刺激臭であることは、
上記で説明しましたが、その臭いがあるものに利用されていたことはご存知でしょうか。
そのあるものとは、ずばり兵器として利用されていたんです！
第一次世界大戦において、毒ガス兵器として利用されていた過去があり、
使用していたのはアメリカ。
においをかいでも死にはいたらないものの、充分に相手をびくつかせることができたんです。毒ガスは非常に恐れられていたので、もし毒ガスが散布されたとわかった場合、毒を防いでくれるマスクをつけなければなりません。
そうとなれば、たちまち、動きが鈍くなってしまい、戦況が不利となります。
それをうまく利用して、アメリカ軍は見事にドイツ軍に勝利をおさめることができたというわけなんですね。
以上スカンクにまつわる豆知識でした！
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はスカンクの臭いがいったいどのようなものなのかについてと、
スカンクにまつわる豆知識を紹介しました。
スカンクのオナラの臭いはすごいということは理解していましたが、
まさか２キロ離れていてもにおいがするとは夢にも思わなかった方も多いのではないでしょうか。
もしスカンクに遭遇してしまったら注意しなければならないですね。
それではまた！
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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