南極と言えばかわいいペンギンが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
動物園や水族館でよちよちと歩いてるのを見ると
特に子供たちが親ペンギンの足元に寄り添う姿に癒されます。
そんなペンギンですが、ペンギンは何類?と聞かれたら、
意外と間違って答えている人もいるかもしれません。
この記事では、ペンギンの正しい分類について詳しく解説するとともに、
誰かに話したくなるような驚きの豆知識もご紹介します。
最後までお読みいただければ、ペンギンの新しい一面にきっと出会えるはずです。
ペンギンは何類?
ペンギンは地面を歩き、海を泳ぐので、哺乳類だと思う方も
いるかもしれません。
ちなみにクジラやコウモリといった生き物は何類であるのかと言えば、
意外にも哺乳類に分類されます。
しかし、実はペンギンは鳥類だったんです!
なぜペンギンは鳥類に分類されるのか?

飛べないのに鳥類!?
その理由はなーに?
このように疑問に思った方も多いかもしれません。
しかしペンギンは鳥類の特徴をしっかり備えているからこそ
鳥類に分類されています。
実は飛べる飛べないは分類するときには関係がなかったんです。
それでは鳥類の主な特徴4つを見ていきましょう。
鳥の特徴その①:くちばしがある
ペンギンはちゃんとくちばしを持っています。
くちばしは鳥類の大きな特徴の一つです。
鳥類の特徴その②:卵を産む
にわとりやつばめのように、ペンギンもちゃんと卵を産む生き物です。
もしかするとペンギンの卵を見たことがない方も多いのではないでしょうか。
ペンギンが卵を産む動画がありましたので見てみることにしましょう。
その動画がこちら!
確かに、ちゃんと卵を産んでいるのがわかります。
卵を産む瞬間は感動するものがあり、たくさん応援したくなりますね!
鳥の特徴その③:恒温動物である
恒温(こうおん)動物とは、周りの温度に影響を受けずに、
体温を一定に保つことができる動物のことです。
ペンギンは羽毛で覆われており、体温調節ができます。
鳥の特徴その④:翼がある
飛べなくてもペンギンには翼(フリッパー)がありますので、
鳥類の特徴を満たしています。
以上4つのことから、ペンギンは鳥の特徴に全て当てはまっており、
鳥類に分類されるというわけなんですね。
にわとりやだちょう、キーウィといった鳥も飛べないですが、
上記の4つの条件をみたしているので、
鳥類に当てはまっています。
ところでペンギンが飛べない理由を知りたくないですか?
次の項目ではその理由を解説していきます。
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ペンギンが飛べないのはなぜ?
ペンギンは「飛べない鳥」として知られていますが、
なぜ飛べないのでしょうか。
その理由は、翼の構造が飛ぶためには適しておらず、むしろ泳ぐのに
適したヒレのような形に進化したからです。
南半球に生息するペンギンは、海で餌をとることが多く、
陸上で飛んで逃げるより、泳いで逃げるほうが効率的。
そのためエネルギー消費を抑える進化の結果、飛ぶための羽は退化し、
海で泳ぐのに適した体つきとなったのです。
今となっては飛ぶことができないペンギン。
でもかつては空を飛べていた!?
次の項目ではその真相にせまります。
ペンギンはかつて空を飛べていた!?
実はペンギンの祖先は太古の昔、空を飛べる鳥だったと言われています。
「フリッパー」とよばれる翼の部分には
空を飛ぶ鳥と同じ構造の名残があり、飛ぶために必要な竜骨突起も存在します。
これらのことから、ペンギンは進化の過程で飛ぶ能力を失い、泳ぐことに特化した体になったと考えられています、
豆知識:ペンギンの中には〇を使ってプロポーズをするペンギンがいた!?
動物の求愛行動はダンスをしたり羽を広げたりとさまざまですが、
ペンギンの中には「あるもの」をつかってプロポーズをする種類が
いるのをご存知でしょうか。
その「あるもの」とは、なんと・・・・・
石だったんです!
そう、あの道端に転がっている石を大量に集めて巣をつくり、
気に入った相手に綺麗な石を差し出して、プロポーズをするのです。
もし相手が承諾すればその石に触って、受け入れるサインを示し、
ダメだった時は、石には触らず、
その場を立ち去るというなんともユニークな習慣があります。
その動画がこちら!
なにやらオスのペンギンが一生懸命
メスに渡すために綺麗な石を探している様子がわかります。
こうしたシーンはとても珍しいので、もし見られたら非常にラッキーですね!
以上ペンギンにまつわる驚きの豆知識でした!
まとめ
今回はペンギンは鳥類であることと、飛べない理由、ユニークな習性について
紹介しました。
ペンギンが飛べない鳥だと知って、驚いた方もいるかもしれませんが、
これは進化の歴史や体の特徴を知ると納得できますね。
今回のペンギンに限らず、今までこうとばかり決めつけていたのに、
実はそうではなかったということがみなさんにもあるのではないでしょうか。
相手の悪い部分ばかりを見ていて、この人は自分にとっては合わない人と
勝手に決めつけたりしたけど、ある時いい部分を見たことがきっかけで、
その人のことを見直すことがあったりします。
ですので、悪い部分だけみて、判断するのではなくて、
しっかりと良い部分も見てあげるようにすると、よりよい人間関係が築けて、
もしかすると生涯の親友やパートナーに巡り会えるかもしれません!
出会いは大切にしたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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