4年に一度開催されるオリンピック。アスリートはこの日を夢見て、
日々トレーニングを積んでいき、視聴者は待ってましたと言わんばかりに大いに盛り上がる。
まさに夢と希望が詰まった大人気イベントですね。
さてオリンピックの聖火リレーの歴史についてみなさんはご存知でしょうか?
聖火リレーは最初のオリンピックから導入されていたのではなく、あるオリンピックから
導入されて以降毎回行われています。そして驚くことなかれ、あの独裁者がかかわっていたとか。
今回はそんなオリンピックの聖火リレーの歴史を紹介していきたいと思います。
聖火リレーが始まったのはあのオリンピックから!
聖火リレーが始まったのは、1936年にドイツで開催されたベルリンオリンピックからで、
それを考案したのは、ナチスドイツの総統ヒトラーだったんですね。
彼はオリンピア(古代ギリシャの都市)とベルリンを聖火リレーで結びつけることにより、
アーリア人が古代ギリシャの血筋が流れる秀逸な民族であることをアピールしました。
さらに、第二次世界大戦において、このコースを逆に侵攻したことから、
聖火リレーには国外に威勢があることを強く示したり、戦争に勝利するための策として
利用されたともいわれています。
過去の聖火リレーはこのように行われた。
ベルリンオリンピックから始まった聖火リレーですが、ランナーだけでなく、
いろいろなものを利用してリレーが行われました。
オリンピックごとにその内容が違いますので、その中から、
3つピックアップして紹介していきます!
まず一つ目が、1948年に行われたロンドンオリンピックの聖火リレー。
このオリンピックで聖火は海峡を通過する必要があったことから、
初めて船が使用されました。
続いて1952年に行われたメルボルンオリンピックの聖火リレー。
この当時オーストラリアでは検疫が厳しかったので馬術競技が閉鎖された環境で開催され、
馬術競技が行われたストックホルムへは馬で聖火が運ばれたんですね。
なんとも面白い運び方です。
最後に記憶に新しい2014年に行われたソチオリンピックの聖火リレー。
このオリンピックではなんと宇宙飛行士が宇宙で聖火リレーをするという、
すごく画期的なものでした。ちなみに宇宙には酸素がなく、聖火はつけることができないので、
ともさないで、聖火リレーをしたそうです(笑)
もうなんでもありですね(笑)
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はオリンピックの聖火リレーにまつわる歴史を紹介しました。
まさかあのヒトラーが聖火リレーを生み出したなんて非常に驚きですよね。
それに聖火リレーには様々な方法でリレーしていくのにも驚きの連続でした。
コロナの影響によって開催が危ぶまれている東京オリンピックでは、開催されるとしたら、
どのようなリレーで行われるのか非常に気になるところです。
それではまた!
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