でんでんむしむしかたつむり~♬
子供のころ口ずさんでいた方も多いのではないでしょうか。
雨の日になるとかたつむりがアジサイの葉っぱの上を這っているのをよく見かけますね。
赤ちゃんかたつむりなんかとってもちいさくて可愛らしいです。
そんなかたつむりですが、かたつむりには、実は歯があるのをご存知でしょうか。
その歯の数がなんと驚異的な数字だったのです!
そこで今回はかたつむりの歯の数はどれくらいあるのかについて迫ってみたいと思います。
またかたつむりにまつわる豆知識も紹介しますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
カタツムリはそもそもどんないきものなのか?
本題に入る前に、カタツムリについて簡単に説明したいと思います。
かたつむりは陸地でよく見かけることから、虫の仲間と思われがちですが、
なんと貝の仲間なんです!
日本各地で見ることができ、一般的に殻があるものがかたつむり、
ないものがなめくじと区別されていますが、なめくじも殻がないのに貝の仲間なんです!
そしてカタツムリの先端には何やら細長い角のようなものがありますが、
これは触覚でありその先には小さな目がついています。触覚は全部で4本あり、長い方が大触覚、
短い方が小触覚と言います。
目があるといっても、人間のように色や形が判別できず、あくまで明るいか暗いかを判別する事しかできないんですね。そのかわりにツノで味やにおい、障害物などといったものがわかるので、
非常に重要な役割を担っているんです。
さらにかたつむりはオスやメスがない雌雄同体(しゆうどうたい)と言われるいきものなので、
二匹入ればそれでもう交尾ができ、繁殖できてしまうんですね。
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かたつむりの歯の数はいったいどれくらいあるのか?
本題に入ります。
みなさんおなじみであるかたつむり。
ではいったいかたつむりの歯の数はどれくらいなのでしょうか。
その答えは、なんとその本数、1万本~2万本!
カタツムリの歯は正確には歯舌と言って、人間のような歯とは違い、
舌にびっしりと歯が並んでいるんですね。多いものでは2万本もの歯が並んでおり、
この歯を使って物をたべたりするのですが、驚くことなかれ、
食べるたびその歯が削れてしまい、歯がなくなってしまう始末・・・
しかしご安心を。カタツムリの歯は実は削れてなくなってしまっても、何度も生え変わることができるんだそう!その歯舌の映像がこちら!画面中央に口があり、そこにうねうねと動いてるのが歯舌で、動きがよくわかります。
豆知識:かたつむりがよくコンクリートの上を這っているのはなぜ?
ここでカタツムリにまつわる豆知識を2つ紹介します。
かたつむりが葉っぱの上以外によくブロック塀やコンクリートの上にいるのを見たことがあると思いますが、
なぜそのような所にいるのか疑問に思ったことはありませんか。
実はある理由でそれらの上にいたんです!
そのある理由とは、なんとカルシウムを摂取していたんです!
かたつむりは、殻を丈夫にするためにカルシウムの摂取が必要なため、
カルシウムが含まれているコンクリートやブロック塀があるところに行っては、硬いものも難なく食べられてしまう歯でむしゃむしゃと食べてカルシウムを摂取していたというわけなんですね。
普通にコンクリートやブロック塀の上を這っていただけだと思っていたので、
これはかなり驚きですね。かたつむりおそるべし・・・!
豆知識②古代、人間はかたつむりを食していた!?
もう一つ豆知識を紹介します。
フランス料理に使われる食材としてエスカルゴというものがありますが、
これは言うまでもなく、食用カタツムリとしてよく知られていますね。
といってもやはり苦手な方も多いのではないでしょうか。
それだったらなおさら日本でよくみかけるカタツムリを食べるなんて、
もってのほかだと思いますが、
実は古代の人たちはあろうことにかたつむりを食べていたということが判明したんです!
ではどのようにして食べていたのかがわかったのかといいますと、
ずばり古代の遺跡から見つかった糞石(ふんせき)からなんですね。
糞石とは、人間の腸の中でまるで石のごとくかちんかちんに硬化してしまったうんちのことを言い、考古学の世界において、このうんちをお湯でよく溶かして中身を調べています。
その調査において、かたつむりが見つかったということで、
古代の人たちはかたつむりを食べていたということがわかったというわけなんですね。
かたつむり以外にも昆虫や魚の骨なども見つかっており、
丸ごと食べていたのではないかと言われています。
このことを調べていたら、かたつむりはいったいどんな味なのか、
気になってしまいました。意外とおいしかったりして(笑)
100万もらえるなら・・・考えます(笑)
以上かたつむりにまつわる豆知識を紹介しました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はかたつむりの歯の数はいったいどれくらいあるのかについてと、
かたつむりにまつわる豆知識を紹介しました!
- かたつむりの歯の数は1万~2万本あり、硬いコンクリートでも食べられてしまうほど。
- また食べることによって歯が削られて、無くなってしまっても、また生え変わる。
人間は永久歯が虫歯などでだめになってしまうと、もう二度と生えてこないので、
本当にうらやましい限りですね(笑)
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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