地面におちていてよく見かけるものといえばどんぐり。
子供の頃、どんぐりをひろってはこまにしたりネックレスにして、
遊んだ方もいるのではないでしょうか。僕もみなさんと同じで、
どんぐりをたくさん拾って眺めるという奇妙な遊びをしていました(笑)
今思うとなんでそんなことをしていたのか本当に謎ですね(笑)
それはさておき、人間には変わった人というのがいるわけで、それは鳥の世界でも同じことが言えるというのを目の当たりにする情報を発見しました!
そこで今回はどんぐりを木に埋め込んでしまうきつつきについて紹介したいと思います。
またどんぐりにまつわる豆知識も紹介しますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そもそもどんぐりとは何か?
みなさんおなじみであるどんぐり。
しかし、どんぐりって具体的になんなの?って聞かれると、
返答に困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本題に入る前にどんぐりとは何かについて軽く説明したいと思います。
どんぐりとは、ブナ科に属する果実であり、クリやブナ、イヌブナを除いたブナ科の果実全般のことを総称して言うんですね。
みなさんのどんぐりのイメージですと、ほっそりとしていて下の部分を帽子のような殻が覆っているイメージを抱くかもしれませんが、実はそれのみならず、
ブナ科であるクヌギのような殻がまるっこくて殻が毛が生えているようにみえる
のもあったりするんです。こんな感じですね。
さらに内部には振ってもらうとわかるように種が入っていますが、
この種はでんぷんがふんだんに含まれており、りすなどの動物のえさとして、
食べられているだけでなく、縄文時代において食べ物の貯蔵庫にドングリが発見されたことから、人間もどんぐりを食べていたことがわかってるんですね。戦後間近の食糧難の時代にも重宝されていたんだそう。
[adsense]どんぐりを木に埋め込むキツツキがいた!?
本題に入ります。きつつきはみなさんご存知の通り、
木をくちばしでつついて穴をあけることで知られていますが、
じつは、きつつきの中には木に穴をあけて、その中にどんぐりを
埋め込むきつつきがいるんです!
その名前はどんぐりきつつき!由来もそのまま。
このどんぐりきつつきは北アメリカから中央アメリカの森に棲息しており、
集団で生活しているんですね。
エサが乏しい冬や子育てに奔走する春に備えて、枯れ木に穴をあけて、
どんぐりを埋め込むのですが、その数数千個から多い時にはなんと5万個!
はたしてどんな状況なのか、
みてもらえればすぐわかるので動画をみてみましょう!
その動画がこちら!
穴の数があまりに多くてびっくりです!
これは、りすなどどいった他の動物たちに奪われても、十分足りるように
しているわけですが、5万個となると、全部食べることができるのか、
気になりますね。(笑)
豆知識:どんぐりが丸くてつるつるしている理由とは?
ここでどんぐりにまつわる豆知識を紹介したいと思います。
どんぐりをよくみてみるとまるくてつるつるしているのがお分かりになるかと思いますが、なぜそのようであるかご存知でしょうか。
その答えは天敵から実を守るためなんですね。
鳥は果実や虫などをいとも簡単についばんでしまいますが、
どんぐりとなると、挟めることができても、つるっとしているので、
うまく食べることができないんですね。
またイノシシもどんぐりをうまく割ることができず、そのまま飲み込む形となって
しまい、結果として消化不良でそのまま排泄される形となってしまいます。
どんぐりは子孫をのこすために、簡単に食べられては困ってしまいます。
そこで、形状を丸くしてつるっとすることで、天敵から食べられるのをある程度防ぐことができるというわけなんですね。
以上どんぐりにまつわる豆知識でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はどんぐりを木に埋め込むきつつきについてと、
どんぐりにまつわる豆知識を紹介しました。
おなじきつつきでもまさかどんぐりを木に埋め込むといった、
変った習性をもつものがいたとはかなり驚きですね。
映像をみるだけでも、ものすごくインパクトがありますが、
実際にみたらトラウマになりそうなほど強烈に記憶に残りそうです汗
世の中には実に変わった動物がいておもしろい!
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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