河童の伝説でおなじみの遠野市ではかっぱの〇〇証がある!?

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河童 雑学

きゅうりが好きな妖怪といえば河童。

妖怪と聞くと怖いイメージがありますが、河童においては

怖いどころかかわいいイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。

また河童の川流れや屁の河童など河童は私たちが使う日本語にも登場するので、

親近感がありますね。

 

そんな河童ですが、岩手県にある遠野市はかっぱの伝説として知られていますよね。

 

そこで今回は河童の伝説でおなじみの遠野市にはかっぱの〇〇証があるということについて紹介したいと思います。

また河童にまつわる豆知識も紹介しますので最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

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岩手県遠野町には河童の〇〇証がある!?

みなさんおなじみである河童。

柳田国男の著書「遠野物語」の舞台で知られる岩手県に位置する遠野町では、

座敷童子や河童などといった民話がある場所で知られています。そして今から17年前の2004年に

河童に関するあるユニークな証明書を取り入れました。

 

ではその証明書とはずばり何かと言いますと、「河童捕獲許可証」だったんですね。

その許可証がこちら!

カッパ捕獲許可証出典:https://mag.japaaan.com/archives/79922

 

河童捕獲許可証は一枚216円でおひとり様最大10枚まで購入することが可能であり、

遠野町にある観光協会で購入することができます。また現地にいかなくても

ネットでも購入できるから便利ですね。

 

有効期限は4月1日から3月31日までの一年間有効であり、引き続き利用するためには、

更新が必要です。そして5年間継続すると、「河童捕獲許可証ゴールド」へとランクアップします。

 

ただランクアップするだけかと思いきや、なんと「旅の蔵遠野」という売店でこの証明書を

提示すると、購入金額より5パーセントオフで買い物をすることができるので、

お得になります!

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河童捕獲には、7つの条件もクリアする必要もある!

河童を捕獲するのに「河童捕獲許可証」を持っていればいいかと思いきや、

以下にあげる7つの条件をクリアする必要があるんですね。

 

 

★河童捕獲に際しての7つの条件
➀河童は生け捕りにし、傷をつけたりしない。②捕獲場所は河童淵のみ。③頭の皿を傷つけず、なおかつ皿の水をこぼさずに捕獲すること。④捕獲する河童は真っ赤な顔と大きな口であること。⑤エサは新鮮な野菜を使用すること。⑥金具を使用した道具で河童を捕獲しないこと。⑦捕獲した時には、観光協会の承認が必要。

 

捕獲許可証かつ以上の7つを守って捕まえなければいけないとのことですが、

これは捕まえるのにかなり大変な作業となりそうですね・・・(^_^;

豆知識➀かっぱはなぜきゅうりが大好物なのか?

きゅうり

 

ここでかっぱにまつわる豆知識を2つ紹介します。

河童と言えばキュウリが大好物だということはみなさんよくご存じだと思いますが、

なぜキュウリが好きなのかわかりますか。ただおいしいから好きという理由ではなかったんです!

 

ではなぜキュウリが好きなのかと言いますと、

水の神さまのお供え物として必要不可欠のものだったからなんですね。

 

河童は水の神さまないしは、その落ちぶれた姿と言われており、神事として知られる相撲も

好きなことから、神様であるというのをにおわせていますね。

 

またお寿司では定番中の定番である河童巻きという巻きずしがありますが、

この河童巻きはまさにこの河童に由来するものなんですね。

 

ちなみに大手回転ずしの会社であるスシローやくら寿司では、同じ回転ずしの会社として

カッパ寿司があり、河童巻きと表記してしまうとカッパ寿司を思い起こさせてしまうという理由で、河童巻きとは言わずに、きゅうり巻きと表記しているんだそう!

 

豆知識②妖怪の河童と雨の時に着るカッパは同じなのか?

カッパ

もう一つ河童にまつわる豆知識を紹介します。

 

カッパと聞くと、先ほどから書いている妖怪の河童と、もう一つ雨に濡れないように服を保護してくれるカッパの2種類がありますが、この二つは果たして同じ起源なのでしょうか。

 

結論から言いますとNOなんですね。

 

雨が降った時に着るカッパは実はポルトガル語を起源としており、「capa」と表記します。

ちなみに英語では「cape」と書き、これもポルトガル語を起源としているんですね。

 

カッパはかつては豪華なものであり、豊臣秀吉や織田信長などといった武士達に人気がありました。ところが江戸時代になって幕府が贅沢を禁止したために、豪華な羅紗(らしゃ)から、

桐油を塗った和紙で作られたカッパへと変更されました。

 

カッパは便利なうえに、安くて軽くなったことから、どんどん普及していきます。

やがて折りたたみの懐に入れられるコンパクトな「懐中カッパ」が生み出され、

旅をするときの必要不可欠なものとなりました。

 

このようにしてカッパは今もおなじみの便利なものとなっています。

 

以上河童にまつわる豆知識でした!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は河童の伝説でおなじみの遠野町について紹介しました。

 

 

遠野町では河童を捕獲できる河童捕獲許可証を発行していましたね!

 

 

かっぱの伝説でおなじみの遠野町ならではの非常に面白いやり方ですね。

これまでに河童捕獲許可証を発行した人ははたしてどれくらいいるのでしょうか・・・

発行した人のためにも河童さんが現れることを強く願うばかりです。

 

 

それではまた!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

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