かつてソ連の一部であったグルジア。
知名度的にもアメリカやイギリスなどと比べると、知らない方も多いのではないでしょうか。
僕も名前は知っていましたが、どういう国であるのか全然わからなかったですね。
そんなあまり知られていないグルジアですが、日本では最近ジョージアという呼び名に変わったのはご存知でしょうか。
そこで今回はジョージアの概要と日本でグルジアからジョージアに呼び方がかわった理由、
観光名所を紹介したいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
ジョージア(グルジア)の概要
ジョージア(以下よりジョージアと記します)は南コーカサスに位置し、トルコやアゼルバイジャンと国境を接しています。
1991年にソ連から独立し、ロシアなどから国家承認されているんですね。
しかしソ連時代長い間支配され続けてきたため、ロシアとは対立の姿勢を示すことが多いんです。
また1999年より欧州業議会のメンバーとなり、2006年には独立国家共同体(CIS)を
脱退しています。
ジョージアは温かい気候の国なので、ワインの生産が盛んにおこなわれているんですね。
ちなみにアメリカにあるジョージア州とはただ名前が同じなだけで、
関係があるわけではないんですね。
[adsense]日本ではグルジアからジョージアに呼び名が変わったのはなぜか?
本題に入ります。
あまり日本ではなじみがないグルジア。
それなのにグルジアからジョージアに呼び名がかわったのはなぜなのでしょうか。
その答えは旧グルジア政府がジョージアに変えてほしいことを伝えていたからなんです。
グルジアという言葉は実はロシアに由来する言葉であり、グルジアとロシアは、
仲があまりよくなかったんですね。
その例として、2008年8月にグルジアとロシアにおいて
南オセチア紛争がはじまってしまったんです。このことがあって当時のロシアの大統領であった
メドベージェフ大統領が、グルジアの一部であったアブハジアと南オセチアの独立を
認めたのですが、グルジアの方は独立国家共同体から、
離脱するということになってしまったんですね。
こういうわけでロシアとは仲が悪くなって知ったので、ロシア語を由来とするグルジアから
英語に由来するジョージアへと変更されたわけなんです。
ちなみにグルジアからジョージアへいつから変更されたかと言いますと2015年4月22日以降なんですね。
やはりなにか自分たちの利益にふさわしくないことをされたら、
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いではありませんが、徹底的にロシアを排除したくなってしまったんでしょうね。国名が変更された裏には、悲しい出来事があったとはなんだかやりきれないです。
ジョージアの観光名所とは?
ジョージアは日本にとってあまりなじみのない国なので、少しでも皆さんに知ってもらうために
ジョージアの観光名所を3つ紹介したいと思います。
ツミンダ・サメバ教会
まず初めにツミンダ・サメバ教会ですが、こちらの教会は14世紀に建てられ、標高2170mのところに位置しているため、別名世界で一番天国に近い教会と知られています。
頂上からの景色はまさに雄大で美しく、感動すること間違いなし!
ナリカラ砦
続いてナリカラ砦ですが、ナリカラ砦はジョージアの首都であるトビリシに位置し、
旧市街を見渡すことができる観光名所として知られています。
夜になると明かりがつき、ナリカラ砦からみおろした景色はまさに美しいことこの上ないです。
ジョージアを訪れる機会があったらぜひとも見るべき観光名所の一つですね。
アッパー・スヴァネティ
最後にアッパー・スヴァネティですが、こちらは世界遺産に登録されているほど、
建物の周りが大自然に囲まれており、一度見たら忘れることができないくらい絶景なんですね。
世界遺産でありながら人も暮らしており、いくつものグルジア正教会の聖堂や、防御塔などが
建てられています。
以上ジョージアの観光名所でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はジョージアの概要と、グルジアからジョージアに国名が変更された理由と、
観光名所について紹介しました。
ジョージアという名前は調べる前から知っていたのですが、
国名が変更された理由についてはテレビでは取り上げられていなかったと思うので、
これを機に変更した理由がわかっていただけたら幸いです。
こういう雑学を知っていると、あまり知られていないので、それに関連する話が出てきたときに
話してみると、きっと驚かれること間違いないです!
よろしかったら雑談のネタとしてつかってみてくださいね。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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