私たち人間が住んでいるこの地球には、太陽の光、電気といった
たくさんの光で満ち溢れていますよね。
しかし宇宙はどうでしょうか?
おそらく暗いイメージを思い浮かべると思いますが、なぜ暗いのか、疑問に思ったことはありませんか
今回はなぜ宇宙が暗いのか、2つの理由を挙げて解説していきたいと思います。
宇宙が暗い理由その1
一つ目の理由として、宇宙空間があまりにも広大なために、宇宙全体を照らすまでの星がないことですね。
気の遠くのなるようなはるか昔、ビッグバンという大きな爆発によって、無数の光がはなたれ、
宇宙空間は、大量の光でみちあふれていました。
それから、宇宙はどんどん膨張していき、ビッグバン以降は部屋のあかりが消えてしまったように、
暗くなってしまったのです。
宇宙はどんどんでかくなっているのに、宇宙の中を明るくするあかりはほんの一瞬きらめいただけだったからなんですね。
ビッグバンからかなり長い年月がたっているのに、それ以降は宇宙全体を照らすようなものはなく、そのため宇宙空間は暗く見えます。
ただ、ビッグバンほど大規模なものではないですが、宇宙には光をはなつものが数多く誕生したんですね。その一つが星で、一つ一つが辺りに光を放っていますが、宇宙空間がとても広大なために、
全体を照らし合わせるのに及ばないんですね。
宇宙が暗い理由その2
2つめの理由として、宇宙空間は太陽の光を反射できないからです。
私たちが住んでいる地球をこうこうと照らしている太陽の光を思い浮かべてみるとわかるのですが、
太陽は地球から一番近いところにある恒星なんですね。
地球上で生きている生き物たちは、太陽がだす光のおかげで、生きていることができます。
地球の表面が太陽のほうを向くと、まわりが明るくなり、このときはちょうど昼にあたります。
逆に太陽と反対のほうをむくと、明かりがなくなったように見えて、このときはちょうど夜にあたります。
しかし、宇宙空間だとどうでしょうか?
国際宇宙ステーションから宇宙をながめると、地球は青くみえます。
でも、それ以外の場所は暗いままなんですね。
太陽光が到達しているはずなので、光が通過する部分も明るくみえてもいいはずなんですが、
これは光を反射できるものがないからなんです。
私たちが普段地球で目にしているのは太陽の光ではなく、太陽の光がなにかとぶつかったときに生じる反射光をみています。
簡単に言うと、昼間にあたりがあかるくなるのも、この太陽の光が大気をつくりあげている小さな分子に当たっているからなんですね。
その反面、宇宙空間には、光をはねかえすものがなく、太陽の光もあたるものがなく、
通過していってしまいます。そういうわけで、宇宙が暗いんですね。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は宇宙が暗い理由について解説しました。
今回のことを通して、宇宙空間はより広大なことがお分かりになったと思います。
宇宙の行きつく先にはいったい何があるのかとても気になりますね(笑)
しかしそこまでいくのには今の技術だとかなり長い年月がかかりそうで、
もしかしたら、一生かかってもいけない感じがします。
近い将来比較的早い時間で行くことができるものが開発されることを期待してやまないです。
それではまた!
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