おそらくほとんどの方が知ってるであろう、クリオネ。
海の中をひらひらと泳ぐ姿は実にかわいらしいものがありますね。
水族館でずっと見ていても飽きないです。
そんなクリオネですが、実は捕食するときは驚きの姿に変貌をとげるんです!
今回はクリオネが捕食するときどのようになるか紹介していきたいと思います。
クリオネとはどんな生き物か。
クリオネを見たことある人はおそらく大勢いるかと思いますが、どんな生き物かについてはあまりご存知ない方が多いのではないでしょうか。
クリオネの別称はその見た目から氷の天使や氷の妖精と言われたりしますが、
クリオネは実はハダカカメガイ科に属する貝殻を持ち合わせていない貝の分類に入るんですね。
[adsense]クリオネはどこで見られるか?
クリオネはさむいところで見られ、
カナダ西海岸やオホーツク海沿岸、北海道沿岸、最近では富山湾の深海部などにおいて、
生息が確認されています。
ちなみにカナダ西海岸に生息するクリオネはひときわ大きく、
通常は内臓部が赤く見えるところが、ほかのクリオネと違うものを食べているせいで、
緑色にみえるのもいるとか。
クリオネが捕食するときは驚きの姿に変貌を遂げる
クリオネは普通に海を泳いでるときは非常にかわいらしい姿で、とっても人気が高いですが、
捕食するときは、とんでもない姿へと変身をとげます。
クリオネは幼少期はプランクトンを主食としており、大人になると、意外や意外肉食となり、
クリオネと同じ貝の仲間でウジンキマキガイやリマキナを主食としているんですね。
その捕食の際、今まですごくかわいらしい姿であったのが、悪魔へと変わってしまうんです。
それではいったいどのような姿になるのかと言いますと、
頭上にある口より、バッカルコーンと言われる6本の奇妙な触手を出して、えさを捕獲すると、
なんとおそろしいことに、そのえさから養分を吸い取ってしまうんです。
そしてさらにクリオネは飢餓に対してもなんのそので、なんと1年は、
何も食べなくても充分生存していけるだけの体になっているとか。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はクリオネが捕食するときはどのような感じになるのかについて紹介しました。
まさか流氷の天使と言われたあのかわいらしいクリオネが、
恐ろしい姿へと変貌をしてしまうのは非常に驚いた方も大勢いたのではないでしょうか。
僕自身もクリオネについて調べた時、非常に驚いて、クリオネに対するイメージがだいぶ
変わってしまいました(汗)
人間はもちろんのこと、生き物には普段私たちが思っているのとは違ったことをすることがあって、非常に興味深いです。また生き物の生態が人間の生活において意外なところで役に立っているというのはとっても喜ばしいことですね。
これからもどんどん探求していきものすごいものが生まれることに期待です!
それではまた!
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