パソコン、エアコン、ゲーセン・・・
僕たちは、しばしば略語を使います。略語を使うと、ただ短くなっただけでなく、
どことなくかっこよさがでてきたりしますね。
今回は普段何気なく使っている言葉が、
実は略語だったんだ!というものを10個紹介していきます。
切手
切手とは切符手形の略で、元々は、切手を持ってきた人に、
商品を提供するいわば引換券のようなものだったとのこと。
羊羹や酒、かつおぶしといったものと交換していたらしいです。
現在では、はがきや配達物に貼る切手が、以前は商品引換券になっていたなんて、
思いもよらないですね。
[adsense]半ドン
半ドンとは半分ドンタクの略で、ドンタクとはなんと、日本語ではなかったのです。
それでは何語かというと、実はオランダ語が起源とされています。
オランダ語で日曜日を表すzondag(ゾンターク)という言葉が次第にドンタクとなり、
休日や休業といった意味合いで使われるようになります。
かつて多くの学校や企業で、土曜日は午前中だけ勉強ないし働いて、午後は休みでした。
そこから、半分のドンタク(休み)なので略して半ドンといわれるようになりました
半ドンは週休二日制となった今日では、あまり聞きなじみがないかもしれません
ちなみに福岡では有名なお祭り博多どんたくのどんたくも
同じルーツです。
まさかどんたくがオランダ語だったなんて非常に驚きですね。
勉強になります。
ゼネコン
General Contracter(ゼネラル・コントラクター)の略で、
日本語に訳すと、総合請負者という意味です。
いまいちピンとこないと思うので、簡単に説明すると、
建物を建設するにあたり、建物の内装や電気工事などといった作業の日程をきめ、
それを業者さんに伝えたりする人のことを言います。
ゼネコンの中でも、売上高が1兆円を超えるところは、
スーパーゼネコンと言い、
鹿島建設や清水建設などがこれにあてはまります。
みなさんもおそらく一度は耳にしたことがあるはず。
インフラ
Infrastructure(インフラストラクチャー)の略で、
本来の意味は基盤や下支えするものです。
そういった意味から、産業や生活していくうえで必要な施設を表すようになりました。
今日では、災害が多いので、より多くのインフラ整備が望まれますね。
P&G
The Procter&Gamble Company(プロクター・アンド・ギャンブル)の略で、
創業者であるプロクターとギャンブルにちなんで名づけられました。
アメリカに本社を置く世界最大の消費財メーカーです。
カルビー
お菓子メーカーでは、有名の中の有名。
カルビーも実は略語だったんですね。
なんと、カルはカルシウム、ビーはビタミンB1の略!
なぜこのようになったかと言いますと、
当時は食糧難で、人々の健康に役に立つ商品を提供したい
という願いが込められているからなんですね。
S&B(エスビー)
SunとBirdの略で、この言葉があてられた理由として、
社運が、日が昇る勢いで、鳥が自由に飛び回るがごとく、
製品が隅々までいきわたるという願いがこめられているようです。
またSpice&Herbの略でもあるとのこと。
MRI(エムアールアイ)
Magnetic Resonance Imagingの略で、
日本語に訳すと、核磁気共鳴画像法という意味です。
一言で言うなら、磁気を使って行う検査のことですね。
CT(シーティー)
Computed Tomographyの略で、日本語ではコンピュータ断層撮影と訳します。
どういったものか簡単に言いますと、X線を使って行う検査のことをいいます。
電卓
電子式卓上計算機の略で、1963年にイギリスで誕生。
誕生した当初の電卓はいまよりもかなり大きくて重たく、
価格もべらぼうに高く、庶民には当初は中々買えない代物でした。
まとめ
いかがでしたか?
略語はよく耳にすることはあっても、
略しないで言うとなると、意外と答えられないものが多いですね。
僕自身も、まさかこれが略語だとは思ってもいなかったものが数多くありました。
これを機に、みなさんもほかの略語について調べてみると面白いですよ。
賢く思われること間違いなし♬それではまた~!
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