豆腐と納豆の漢字の由来、あなたはわかりますか?

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豆腐と納豆 雑学

家庭の食事の定番中の定番となっているのが豆腐と納豆。

おいしいことはもちろん、手軽に食べられるので、非常に人気がありますね。

僕も週に1,2回は豆腐や納豆を食べています。

 

そんな豆腐と納豆ですが、これらの言葉はよくご存じでも、どうして、漢字で納豆や豆腐と書くのか、ご存知ない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は豆腐や納豆という漢字ははどうしてこのように書くのかについて

紹介したいと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

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豆腐や納豆はいつから食べられるようになった?

みなさんおなじみの食材である豆腐と納豆。

本題に入る前に、豆腐や納豆はいつごろ食べられるようになったのか、

見ていきたいところですが、実はいまだにそれは解明されておらず、断言できません。

諸説ありますが、その中でも有力とされる説を見ていくことにしましょう。

 

 

納豆は日本でいつごろ食べられるようになったのか?

納豆

まず納豆ですが、2つの説が有力とされています。

  • 弥生時代説

納豆は弥生時代に誕生したのではないかと言われています。

弥生時代には米だけでなくも栽培しており、豆は煮て食していたんだとか。

 

この当時の住居は竪穴式住居と言われるスタイルで、床には藁が敷いてあり、中央には、

食材をやいたり、暖がとれるなど、薪をくべた囲炉裏のようなものが存在しており、

その環境の中で弥生時代の人々は煮豆を食べていました。

 

その煮豆がふとした拍子で、

藁に落下し、そこに潜んでいた納豆菌によって自然発酵したのが納豆だったというわけなんですね。

 

  • 平安時代説

2つ目は平安時代に誕生したのではないかと言われています。

この当時馬は非常に欠くことのできないもので、馬のえさとして、

大豆が使用されていました。

 

ある日、争いごとが勃発し、それを鎮圧するために、戦地へ行かなければならなくなった

八幡太郎(はちまんたろう)こと源義家は、農民たちに大豆がほしいと命令するんですね。

 

普通ですと豆を煮て十分に乾燥させたのち、それを俵に入れて持ち運ぶのですが、

突然のことであったため、農民たちは十分に冷却しないまま、藁で包んでしまったため、

武士たちのところに到着するころになると、発酵してしまったんです。

 

その結果、糸を引いてあの納豆のにおいがでてきてしまったところから、

納豆が誕生したといわれてるんだとか。

 

豆腐は日本でいつごろから食べられるようになったのか?

豆腐

続いて豆腐ですが奈良平安時代説が有力とされています。

  • 奈良時代説

豆腐は実は日本ではなく中国で一番最初に作られ、唐の時代に遣唐使らによって、

豆腐が日本に伝わったそうなのですが、はっきりとした記録は残っていないんだそう。

 

明確な記録があるのは、奈良にある春日大社の神主による日記に、お供え物として、

春近唐符一種」という言葉が書かれており、この「唐符」こそが、

豆腐の一番最初の記録なんですね。

 

当初は僧侶の間で精進料理として食されていたのですが、時を経て貴族や武士の間でもたべられるようになり、室町時代には全国的にひろまっていきます。

 

そして庶民も食べられるようになったのは意外にも江戸時代からだったんですね。

豆腐百珍というベストセラー本によって、ますます広まっていったんです。

 

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豆腐や納豆はどうしてこの漢字を書くのか?

本題に入ります。

豆腐や納豆はいったいどうしてこの漢字を書くのでしょうか?

腐ってないのに、豆腐?

納める豆と書いて納豆?

本当に何が何だかよくわからない!

このように思った方も多いのではないでしょうか。いったいなんのこっちゃってなりますよね。

では順にみていきましょう。

 

腐っていないのに豆腐はどうして豆腐と書くのか?

まず豆腐ですが、豆腐はさきほども述べたように中国から伝来したものなので、

腐るという字は中国語にちなんでいるんですね。

 

中国語において「腐」という意味は、「やわらかく弾力のある固形物」であり、

そこから豆から作ったやわらかく弾力のある固形物として、豆腐と書くようになったんですね。

 

ちなみに豆腐のことをやっこといったりもしますが、

これは大名行列の際にいたやっこさんが着用していた紋の形を由来としており、

その形に似ているので、こう言われるようになったんだそう。

 

ですので、四角く切るを意味する奴に切るも、上記で説明したものを由来としています。

 

納豆はなぜ納豆と書くのか?

続いて納豆ですが、2つの説が有力とされています。

  • 納める豆説

まず納める豆説ですが、納豆は桶や瓶に入れて、保存していたことから、

桶や瓶に納める豆として納豆と書くようになった説があります。

 

  • 納所大豆の省略説

続いて省略説ですが、納所とは寺にある事務所のようなところで、そこにいたお坊さんが、

大豆から納豆をつくっていたことから、納所大豆となり、それがいつしか省略されて、

最初と最後の文字を残して、納豆になったといわれているんだそう。

 

 

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さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回は豆腐や納豆はいつごろからあったのか、どうしてこの漢字を書くのかについて紹介しました。

 

以前から、僕も腐っていないのになぜ豆腐と書くんだろうと、思っていましたが、

今回このことを調べて、まさか中国語が由来となっていたとは非常に驚きでした。

 

また納豆の由来もわかり、長年の疑問が解けてとてもすっきりしました。

僕と同じような方もこれを機にすっきりしていただけたら幸いです。

 

時に普段何気なく見慣れている物の由来を調べているのもすごく面白いですね。

そういうところから、意外なものに興味をもつこともあるかもしれません。

 

なので、さまざまな物の由来を調べてみることをおすすめします!

 

それではまた!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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