海外旅行の際に必要となるパスポート。
そのパスポートで国籍や身分などがわかるので、非常に便利ですね。
また日本はパスポートだけで入国できる国の数が毎年上位を占めているんだそう。
そんなパスポートですが、パスポートの色には赤や青があるのはご存知かと思いますが、
実はほかにも色があったのをご存知でしょうか。
そこで今回は日本のパスポートの色は何色あるのかについて紹介したいと思います。
またパスポートにまつわる豆知識も紹介しますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
パスポートは何色あるのか?
みなさんおなじみであるパスポート。そのパスポートは何色あるのでしょうか。
答えはなんと5色あるんですね。
それでは順にみていきましょう。
赤色のパスポート
まずこちらの赤のパスポートですが、先ほども述べたようによく見かけますよね。
一般旅券といい、20歳以上の成人が取得できるパスポートとなっており、19歳以下は取得できないんですね。その理由は19歳以下だと、この年齢まではまだ成長している段階で、顔の変化も
目立つことから、赤いパスポートは取得できないんです。
ちなみに有効期限は10年間となっており、この期間内であれば、
何度でも海外に行くことできる数次旅券なんですね。
紺色のパスポート
続いて紺のパスポートですが、赤のパスポート同様比較的よく見かけますね。
一般旅券といい、20歳以上の成人か、19歳以下の未成年において取得することができます。
ちなみに有効期間は5年間となっており、こちらも期間内であれば何度でも海外に行くことができるんですね。
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緑色のパスポート
続いて緑色のパスポートですが、公用旅券といい、
こちらは国会議員や、国家公務員、青年海外協力隊の隊員、
学術研究機関の学者などが、公務で海外におもむく場合に配布されるパスポートです。
上記で述べた2つのパスポートと違い、一般的に1度きりの海外渡航して帰国する場合に、
有効であり、例外として、幾度となく海外渡航が必要になった場合において、そのパスポートで何度も行くことができる数次公用旅券を発行することができるんですね。
また身分証の欄も一般旅券とは違っており、官職名や旅行をする目的が書かれているんですね。
濃茶色のパスポート
続いて濃茶色のパスポートですが、こちらのパスポートは、外交旅券といい、
皇族、内閣総理大臣、衆議院参議院両議長、最高裁判所長官、外交官などといった人たちに
配布されるパスポートで、
一般的に、1度海外に出向いて帰国したらそれで使用する事ができなくなる一次旅券ですが、
特別に頻繁に海外に渡航する人には数次外交旅券が配布されるんですね。
茶色のパスポート
最後に上記の画像だと右側にあるのが茶色のパスポートですが、
こちらのパスポートは緊急旅券といい、
海外で何かを紛失、盗難、事故にあったときなどに配布されるパスポートで、
有効期間は1年間となっています。
豆知識:2020年のパスポートにはあの有名な作品が描かれている!?
ここでパスポートにまつわる豆知識を紹介します。
これまでにパスポートを取得したことのある方は多いと思いますが、
2020年版のパスポートにはある芸術作品が描かれたパスポートが発行されることを
ご存知でしたか。
その芸術作品とは葛飾北斎が描いた富嶽三十六景だったんです!
日本のパスポートにおいてはじめて、芸術作品が描かれるようになったのですが、
その理由としまして、数字や言葉よりも細かく描かれた絵の方が、
偽造されにくいというので、絵が初めて導入されたというわけなんですね。
ちなみに富嶽三十六景は36枚の作品だと思われがちですが、実際は46枚の作品からなっています。
以上パスポートにまつわる豆知識を紹介しました。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は日本のパスポートの色は何色あるのかについてと、パスポートにまつわる豆知識を紹介しました。
まさか赤と紺のパスポート以外にも緑、濃茶、茶色のパスポートがあるとは思わなかった方も多いのではないでしょうか。僕もかなり驚きました。
特別な人に配布されるパスポートなので、なかなか見る機会がめったにないわけですが、
1度実際に生でみてみたいものですね!
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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