アイス、ショートケーキ、ヨーグルト・・・
これらを作るときに共通して必要なものと言ったらそう、牛乳ですね。
毎日健康のために飲んでいる人もいるのではないでしょうか。
そんな牛乳ですが、牛乳を温めたときに、膜みたいなものが張るのを見たことがあるかと思いますが、今回はなぜ牛乳を温めると膜ができるのかについて紹介したいと思います。
また牛乳にまつわる豆知識も紹介しますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
なぜ温めると牛乳には膜ができるのか・・・・?
牛乳を飲んだことある人なら、一度は体験したことがあるかと思います。
それではいったいなぜ温めると牛乳に膜ができるのでしょうか。
その答えは、水分が蒸発するのを防ぐためだったんですね。
牛乳は加熱することによって水分が蒸発しそうになると、タンパク質や脂肪などが、固まって、
膜を作るのですが、温度が高くなるにつれて、膜の厚さもどんどん厚くなっていきます。
これは牛乳だけに言えることではなく、日光の名物である湯葉についても、
同じことがいえるんですね。
ちなみに温めた際に牛乳の膜が作られる現象には名称があり、その現象の名前は、
ラムスデン現象といい、発見者の名前をとってこのようになづけられました。
[adsense]牛乳の膜を食べることは問題ないのか?
上記ではなぜ温めると牛乳に膜ができるのかについて説明しました。
気になるのが、牛乳の膜を食べたら、消化が悪いものだから、お腹を壊してしまうのではないかと思う方もいるかもしれません。結論から言いますと、食べてしまってても全く問題ありません。
むしろ栄養がつまっていますので、膜をとらずに、そのまま食べるのがいいですね。
膜をどうしても食べたくなかったら?
体にいいものだとしても、あの膜は食感が嫌だから、できることなら、食べたくない方が
いらっしゃるかもしれません。
では膜を作りにくくするにはどうしたらいいのでしょうか。
その答えは、よくかき回しながら温めることですね。
こうすることで、膜ができにくくなるので、膜が嫌な方はおすすめです。
豆知識:牛乳パックの右端に切れ込みがある理由とは?
ここで牛乳にまつわる豆知識を紹介します。
みなさんはスーパーやコンビニの紙パックに入ってる牛乳を購入したことがありますか。
その牛乳パックの上の部分をみてみると、へこんでいる部分があるのをご存知でしたでしょうか。
こんな感じです。
そんなに目立たないので、初めて知ったという方も多いかもしれません。
いったいなんのために、あるのでしょう。
それは目が見えない方のためのものだったんですね。
一体どういうことかと言いますと、目が見えない方は当然目で見て判別することができないので、
触ってそのものがなんであるか、判断します。そこで上の部分がへこんでいることにより、
牛乳であることがすぐわかるために、そうなっているんですね。上の部分がへこんでいるのは
牛乳パックのみで、そのほかのパックは平らになっています。
ちなみにそのへこんでいる部分のことを切り欠きと呼びます。
以上牛乳にまつわる豆知識でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はなぜ温めたときに牛乳に膜ができるのかについてと、牛乳にまつわる豆知識を紹介しました。
子供の頃牛乳を温めたとき、なんで膜ができるのか不思議に思いましたが、あまり気に留めず、
月日が流れいつしか大人になってしまい、ふと最近気になったので調べてみたら、
こういうことだったのか!とわかってすっきりしました。
僕と同様の方がいて、すっきりすることができたら、非常に幸いです。
これからもこういった身近で起きる不思議なことがなぜ起きるのかについても、
色々紹介していきたいと思いますので、また読んでいただけると嬉しいです。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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