チョコレートがもらえるイベントといえばバレンタイン。
手作りのチョコをつくって好きな人にあげたという方も多いのではないでしょうか。
またたとえ義理チョコであったとしても、チョコは甘くておいしいので、
幸せな気分になれますね。
そんなバレンタインですが、最近チョコ以外にも、
さまざまなお菓子をプレゼントするというのをご存知でしょうか。
実はそれぞれのお菓子にはちゃんと意味があったんです!
そこで今回はバレンタインに関することについて紹介したいと思います。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
バレンタインの由来とは?
そもそもバレンタインデーの起源は何だったのでしょうか。
それはバレンタインという司祭が亡くなったのを偲んだことにちなんでいるんですね。
時はおよそ2000年も前のローマ帝国時代までさかのぼります。
この当時男女は生活を別としており 、2月15日からは豊年や繁栄を祈願して、
ルペルカリア祭りというお祭りが行われていたんだそう。
そのお祭りでは、あらかじめ女性が女性の名前が書かれた札を桶にいれておき、
男性が桶から1枚引くというしきたりが執り行われていました。
そしてお祭りの期間中はパートナーとして一緒にいなければならないとされており、
やがて多くのパートナーは結婚をしていきます。
ところがローマ帝国の皇帝は恋い慕う人が故郷にいると兵士の士気が下がってしまうという理由から、結婚を禁じてしまうんですね。当然兵士たちの間では、悲しみにくれてしまいます。
そこに救世主として、登場したのがバレンタイン司教であり、彼は、哀れな兵士たちを内緒で結婚させてしまうんです。そして、このままバレないかと思いきや、その噂は残念なことに皇帝の耳に入ってしまうんですね。
皇帝は金輪際、そのようなことはしないようにとバレンタイン司祭に言いつけます。
しかし、司祭は言うことを聞かず、断行してしまうんですね。
激怒した皇帝はお祭りに捧げるいけにえとして2月14日に司祭を処刑してしまいます。
この悲しい出来事を偲んで、恋人同士の愛の誓いの日であるバレンタインデーが誕生したというわけなんです。
ちなみに海外では日本のようにチョコレートを贈るのはメインではなく、
むしろお花や手紙を送ることが一般的なんだそう。
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日本でのバレンタインデーについて
当初はあまり普及しなかった!
日本にバレンタインデーが入ってきたのは、1932年ごろとされています。
この年、製菓会社がチョコレートを販売したのですが、当時チョコレートはもの珍しいもので、
高額であった為、庶民にはなかなか買うことができませんでした。
なので当然普及には至らなかったんですね。
やがて戦争も終わり活気を取り戻しつつあった1958年、モロゾフ製菓や伊勢丹などの会社がバレンタインデーを普及させるため、宣伝活動を行ったところ、わずかではありますが、流行の兆しがみえはじめました。
1970年代後半になって大幅に普及!
バレンタインデーが普及するのにこれほどまでに時間がかかったのはなぜなのでしょうか。
それは、夫婦を狙いとしていたからなんですね。
かつての日本の社会では、恋愛のおきてが厳しいものがあり、今では当たり前となっている
結婚を見込んでいない恋愛や、未成年同士の恋愛はよろしくないとされていました。
それが長期にわたる製菓会社や百貨店などの宣伝活動の結果、功を奏し、
未成年でも恋愛してもOKなんだなどという若者の恋愛の価値観というものが変化したために、
バレンタインデーが広く普及する形となったと言われています。
さらに価値観が発展していき、現在では本命チョコのほかにも義理チョコや、
友達におくる友チョコなど、バリエーションに富んでいますね。
バレンタインの贈り物に実は意味があった!?
いまとなってはチョコレートのほかにもさまざまなお菓子をプレゼントする習慣があるのを
みなさんはご存知でしょうか。
そしてバレンタインであげるものにはなんとメッセージが込められているんです!
ではお菓子を例に順にみてみることにしましょう。
バレンタインでのチョコの意味
まず定番中の定番であるチョコレートは、
あなたと同じ気持ですよということを表しているんですね。
なので本命チョコを贈るのはもちろんのこと、義理チョコや友チョコなどを送る際にも、
これまでとおなじ関係でいたいということを言っています。
バレンタインでのドーナツの意味
ドーナツは「君のことが好き」ということを表しています。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、
アメリカではバレンタインデーにドーナツをプレゼントする人が多いんですね。
というのもドーナツは穴があいているお菓子であるため、hole(穴)と発音が似ている
wholeをひっかけて「I like you a hole[whole] bunch!」(きみのことが好き)という
意味がこめられています。
バレンタインでのクッキーの意味
クッキーは「友だちでいたい」という意味があるんですね。
その理由というのがクッキーというのはサクサクとした食感で、
軽いイメージがあるので、クッキーのように軽く付き合える友達でいようということを
あらわしています。
バレンタインでのブラウニーの意味
ブラウニーはこれといって意味がありません。
そのため誰にでも送れるオールマイティーなお菓子です。
バレンタインでのチーズケーキの意味
チーズケーキも特段意味がありません。
なので、気兼ねすることなく、誰でも送っていい万能スイーツですね。
バレンタインでの飴の意味
最後に飴は「あなたのことが好き」ということをあらわしています。
それは飴が固くて、口の中で舐めていてもなかなか溶けないことから、
「ずっと長く続いていける壊れない関係」という意味がこめられているんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はバレンタインに関することについて紹介しました。
まさかバレンタインで送るお菓子には意味があったとは驚きでしたね。
贈る本人はもしかしたら意味を知らないで送ってきている場合も、もちろんあると思いますが、
今日この記事を読んで学んだことが、相手の気持ちを知るうえで、
お役に立てる時がきたら幸いです。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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