厳島神社の鳥居が海の上に浮いてる!?驚きの理由と誰かに話したくなる豆知識を紹介!

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厳島神社 雑学

広島にある有名な神社といえば「厳島神社」。

歴史の授業や写真集でもおなじみで、「行ってみたい神社」としても
上位にランクインする人気の観光地です。

 

そして、厳島神社といえばやはり――

海の上に“浮かんでいるように見える”鳥居!

 

でもその鳥居、よく考えると「どうして海に建ってるの?」「なぜ倒れないの?」と
疑問に思ったことはありませんか?

 

この記事では、そんな厳島神社の鳥居について

なぜ海の上に建てたのか?

✅ 実は浮いていない?驚きの構造とは?

✅ 厳島神社にまつわる誰かに話したくなる豆知識

 



といった、思わず「へぇ〜!」と言いたくなる豆知識をご紹介します!

 

 

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厳島神社とは?知っておきたい基本情報

厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県の宮島にある神社で、
日本三景の一つとしても有名な観光地です。

創建はなんと約1,400年以上も前の593年
当時の豪族・佐伯鞍職(さえきくらもと)という人物が建てたといわれています。

その後、平安時代の武将・平清盛(たいらのきよもり)が現在のような立派な社殿を整え、
今の姿の原型がつくられました。

 

戦乱の時代には一時衰退したものの、戦国武将の毛利元就(もうりもとなり)によって
再び信仰を集め、重要な神社として復興されました。

 

明治時代には神仏分離令の影響で取り壊されそうになりますが、宮司さんの強い訴えで難を逃れます。

 

その後、修復や保存活動が進み、1996年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。

 

 

 

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なぜ鳥居は海の上に?浮かんでるように見える理由とは

厳島神社

 

海に立つように見える大鳥居。

実は、あの場所に建てられたのには、信仰上の深い意味があったんです!

 

陸地に建てるのは「おそれ多い」ことだった

 

厳島神社が建つ「厳島」は、島そのものが古来より神聖な存在とされてきました。



そのため、島の陸地に直接神社を建てるのは「おそれ多い」とされ、海の上に社殿や鳥居を設けたのです。

 

この理由を知ると、「なぜあんな場所に?」という疑問が一気に解けますね。

 

本当に浮いてるの?驚きの大鳥居の構造

潮の満ち引きによって、まるで海にぷかぷか“浮いている”ように見える厳島神社の大鳥居。
でも、よく考えると「どうやって倒れずに立っていられるの?」と不思議に思いませんか?

 

実は――

あの大鳥居、海の底に埋められているわけではないんです。

 

では、どうやってあの巨大な鳥居が海の中に立ち続けているのか?



そのカギは、次のような重さと構造の絶妙なバランスにあります。

 

  • 鳥居の上部にある横木の中には、なんと 約7トンもの石 が詰め込まれていて、
    どっしりとバランスを保っています。

  • そして足元は、見た目以上に頑丈な 6本足構造接地面が広く、揺れにも強い作りです。

 

 

このように、自分の重さだけで安定して立ち続ける“自立式”の鳥居なんです!

 

 

つまり、あの幻想的な「海に浮かんで見える鳥居」は、

計算され尽くした日本の伝統建築の知恵の結晶というわけですね。

 

知れば知るほど、次に実物を見たときの感動が何倍にも膨らみます!

 

 

豆知識:厳島神社の床板は簡単に外れる!?

厳島神社の通路

 

 

実は、厳島神社の床板は釘を使わず、簡単に取り外せる仕組みになっています。

「なんでそんな不安定なつくりに?」と思うかもしれませんが、これにもちゃんとした理由があります。

それは、海辺という立地ゆえに避けられない台風などの自然災害への備え

 

台風

 

床板のすき間「目透かし」から水圧を逃がし、板自体がバラバラに外れることで、
建物全体へのダメージを最小限に抑える工夫がされているんです。

まさに、自然と共存してきた日本人の知恵が詰まっていると言えます。

 

豆知識②厳島神社は女人禁制だった

厳島神社に「女性が入れなかった」時代があったのを知っていますか?

なぜ神聖な場所に女性が近づけなかったのでしょう?

それは「女性の体の変化が神聖な場所にとって“穢れ”と考えられていたから」なんです。

例えば、生理は昔から特別な意味を持ち、神事を行う場所では女性の立ち入りが禁止されていました。

 

さらに、神職や参拝者が清らかな心で神様に向き合えるよう、
男性だけに限るという厳しいルールがあったのです。

そんな厳しい女人禁制の時代を経て、今では誰でも訪れることができるようになった厳島神社。

その歴史を知ると、いっそう神秘的で特別な場所に感じませんか?

 

豆知識③ 厳島神社の環境にも優しい最新技術

夜の厳島神社が美しく輝く秘密には、環境への配慮も込められた最新の工夫が隠されているのを
ご存知でしょうか。

実は、厳島神社は神社の中でもいち早く新しい照明技術を取り入れた場所の一つなんです。



厳島神社の夜景を照らしているのは、LED電球という新しいタイプの電球です。

 

LEDの電球

 



LED電球は消費電力が非常に少なく、寿命も長いことから環境への負担を大幅に減らすことができます。

また、熱をあまり発しないため、歴史ある社殿や木材を傷めにくいのも大きなメリットです。

 

こうした理由から、厳島神社は多くの神社の中でも先駆けてLED電球を採用し、
美しい夜景と環境保護を両立させています。

 

 

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まとめ

今回は、厳島神社の鳥居がなぜ海の上にあるのか、そして「浮いて見える」その構造の秘密や、
神社を守るための工夫をご紹介しました。

 

「神の島」に敬意を表して海の上に建てられ、

何百年も自然と共に生きてきた厳島神社。


その背景を知れば、あなたもきっと――

 

次にこの鳥居を見たとき、「ただの観光スポット」ではなく、
日本人の信仰や知恵が詰まった特別な場所に感じられるはずです。

 

訪れる予定がある方も、そうでない方も、
ぜひ一度この神秘的な神社の魅力を体感してみてくださいね!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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