夏になると多くなるゴロゴロピカピカ・・・⚡⚡⚡
そう、雷雨の季節ですね。
外にいて、雷がなると、もしかしたら雷が自分にあたってしまって、
感電死してしまうのではないかとヒヤヒヤしたもんです。
幸い僕はそのような経験はないですが、僕の母親は雷が目の前に落ちて、すごく怖い思いをしたそうです。まさに九死に一生をえるってやつですね。
そんな雷ですが、建造物のてっぺんに設置されている雷から建物や人を守る
避雷針という言葉をみなさんはご存知かと思います。
今回この避雷針がどのように発明されたのかについて解説していきたいと思います。
避雷針の発明は命がけだった!
昔の人々が電気を発生させる実験によって、電気の火花が雷の稲妻に似通っていることが
わかるのに、長い時間はかかりませんでした。
政治家のベンジャミン・フランクリンは物理学者でもあり、
数々の業績を残し大いに貢献しました。
彼は、電気が火花を出すときは細く鋭いものを通過しやすいということに気づき、
ある実験をおこなっています。
その実験とは、雷がゴロゴロと鳴り渡る嵐の時、先の鋭い針金を搭載したたこを揚げ、
たこ糸の手に持っている部分より電気を抽出しようというものでした。
危険な実験であったのですが彼は無事成功しました。
しかし同じ実験を試したリヒマンという物理学者はなくなっています。
それ以降実験を何度も繰り返し、フランクリンはライデン瓶という電気をためておく装置に
雷の電気をためることに成功し、雷が電気であるということが証明されたのでした。
この実験からさらにフランクリンは考え、避雷針がどのような構造になっているのか、
自身が発行している地方の新聞に載せたところ、避雷針は多くの人々に知られるようになり、
あっという間に普及していきます。こうして避雷針の認知度は一気に高まるのでした。
避雷針は普及したが、当初〇〇にはとりつけられなかった
その一方で、このころのヨーロッパやアメリカの街のほとんどで、一番高い建造物であった
教会では、避雷針は神々が作り上げた自然を冒とくするものだという認識があったため、
避雷針が設置されることはなかったんですね。
しかし事件はおきます。
雷がゴロゴロとなる嵐の時、神様の助けを求めて、教会に避難した人々がまさかの
雷にあたってしまうという悲惨な事件が起きてしまったのです。
当然避雷針がある建造物には被害が起きるということがなかったため、
ようやく教会にも避雷針が取り付けられるようになったのでした。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は避雷針がどのように発明されたのか解説ししました。
まさか命がけで、避雷針を発明したことはとても驚きですね。
発明のおかげで人々は快適に過ごせるようになったわけですが、
その発明の裏では血のにじむような努力があってうまれたんだということが
身に染みてわかりました。
しかし、便利になればなるほど昔使っていたものはあまり使われなくなってしまって
非常に悲しいですね。大事にしていきたいものです。
新しいものには昔うみだされたものの魂がやどっていることを忘れてはならないですね。
先人の数々の発明にに大感謝です。
それではまた!
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