人類が誕生するはるか前に存在した恐竜。
その大きさは30メートルを超すものや、はたまた1メートル未満などさまざま。
この時代にもしも人間が存在して、攻撃されたら、ひとたまりもないですね。
そんな脅威の恐竜がなぜ絶滅したのかご存知でしょうか?
しかしながら、絶滅した理由は確定していないのが現状です。
今回は最も有力とされる恐竜が絶滅した理由を解説していきたいと思います。
絶滅した理由とは
恐竜がなぜ絶滅したのかはこれまで、さまざまな仮説がたてられました。
しかし、そのほとんどがたいしてあてにならない仮説ばかりで、
一見正しいと思えるような仮説も、よく見てみると、
論理が破たんしているものが数多く見られました。
そんな中二つの説が科学的に見て有力であるといわれるようになります。
一つ目が火山活動が原因となって、環境に変化を及ぼし、地球の生態系は
膨大な時間をかけて少しずつ衰えていったという火山説。
2つめが、白亜紀のおわりごろに、宇宙からとんできた小惑星の衝突が原因となって、
急激に環境が悪化し、おおくの生き物が短い間に絶滅したという隕石説です。
1980年に隕石説が提唱されて以降、この2つの説で長い間激しい討論が
なされてきました。
はじめは物証においては隕石説が支持されていましたが、
当時は絶滅は段階的かつ気の遠くなるような長い時間がかかったという見解が、
一般的であり、そういう点で火山説が有力視されていました。
しかし、その後の著しい研究の発展と新たな物証の発覚、いろんな角度からの数多くの再検証によって、今となっては、絶滅は小惑星の衝突が原因による、短い間におきたものだったということで、
ほぼ結論づけられています。
隕石説の根拠
さまざまな議論がされてきたなかで、現在もっとも有力なっているのが隕石説。
その根拠は7つあります。
①世界中の地層にて宇宙から飛んできたものとされるイリジウムが高濃度で密集している。
②メキシコで超巨大クレーターがみつかり、恐竜が絶滅した時と同じ。
③クレーターの中や回りから小惑星衝突以外では主張できない特殊な物質がたくさんみつかっている。
④衝突地点の周辺地域で大地震や大津波などのつめあとが発見されている。
⑤絶滅が短い間におきたものだということがわかっている。
⑥隕石衝突場所にちかいところほど、損害が大きく、離れると被害が少ない。
⑦絶滅した生き物や生き続けることができた生き物の違いや傾向がちゃんと説明できる。
以上が隕石説がふさわしいと思える根拠でした。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は最も有力とされる恐竜が絶滅した理由について解説しました。
恐竜が絶滅したおかげで、わたしたちは比較的安全に暮らすことができる一方、
果たして、どんな姿、どんな鳴き声、どんなしぐさなどをしていたのか、
直に見てみたかったなあと思うと、
危険ではありますが、恐竜が存在していた時にうまれたかったと思いますね。
もしかしたら、将来タイムマシンが発明されて、恐竜がいた時代にタイムスリップすることができるかもしれません。それを夢見て、もっともっと恐竜のことについて勉強してみようと思います(笑)
みなさんも
それではまた!
コメント