世界的にかなりの知名度を誇るアディダスとプーマ。
数々の人気作品を生み多くの人に愛用されていますね。
僕自身もこの2つのブランドは大変気に入っており、しばしばお世話になっています。
そんなアディダスとプーマですが、名前は知っているけど、
どのように誕生したのか知らない方も多いのではないでしょうか。
今回はアディダスとプーマの関連性について紹介していきたいと思います。
アディダスとプーマは〇〇が原因で生まれた!
アディダスとプーマは実はそれぞれ血のつながった兄弟が作り上げたブランドだったんですね。
それではどのように誕生したのでしょうか。
答えはこの兄弟による確執が原因で誕生したんです。
さかのぼること1920年。
ドイツで生まれた弟ルドルフは兄ルドルフと共にダスラー兄弟商会という運動靴を製造する会社を立ち上げました。
第二次世界大戦がはじまる前は、仲が良く、この会社で製造された靴が飛ぶように売れ、
会社の業績はますます軌道に乗っていたのですが、第二次世界大戦後、会社に関することで、
喧嘩をすることが多くなっていきます。
そしてその限界がとうとうピークに達し、1948年販売の担当であった兄ルドルフは、
「プーマ」という会社を立ち上げ、それに対し生産を担当していた弟アドルフは、
「アディダス」という会社を創り、それぞれの道を歩んでいくのでした。
ちなみにこの兄弟は死ぬまで和解することはなかったのですが、
兄弟の孫の代になってようやくオニツカタイガーというブランドを立ち上げた
鬼塚喜八郎によってついに和解することとなったのです。
[adsense]アディダスの豆知識
兄弟の確執によってアディダスとプーマにわかれてしまったわけですが、
ここでアディダスの豆知識を少し紹介します。
アディダスという名前は弟アドルフの愛称アディと名字であるダスラーをくっつけて生み出された名前なんですね。
またアディダスのロゴである3本線はどのように誕生したのかと言えば、
昔の革で出来たスポーツシューズは革が伸びやすく履いているうちに型崩れをおこしてしまうので、3本のバンドで固定してそれを防いだのがはじまりで、それ以降技術が進んで、そのひつようはなくなり、そのデザインがいつしかアディダスのロゴとなります。
さらに3枚の葉っぱを並べたようなもう一つのロゴは、月桂樹を表しており、
月桂樹は古代ギリシャのお祭りにおいて勝利したものに贈呈されていたとか。
プーマの豆知識
このブランドは兄ルドルフによって誕生したブランドですが、
プーマについても少し豆知識を紹介します。
プーマは当初ルーダという名前でよばれており、
その名前の由来となったのは、ルドルフ( Rudolf )のRuと、
苗字であるダスラー(Dassler)のDaをくっつけてルーダ(Ruda)となりました。
しかし、あまりこの名前を気に入らなかったのかすぐアメリカ大陸に生息する動物ピューマを由来とするプーマに名前を変更したんですね。
またサッカーの神様であるペレがかなり人気があるゆえに彼と契約するにあたって争いが激化し、莫大な金額を支払うことになりかねないため、アディダスとプーマは契約をしてはいけないペレ協定というものが一時的に結ばれ、最終的には破棄する形となりました。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はアディダスとプーマが関連性があったことについて紹介しました。
兄弟の仲が悪くて、死ぬまで確執があったのは非常に悲しいことですが、
この確執があったからこそ、アディダスとプーマは誕生し、世界的にかなり人気のあるブランド
にまで成長を遂げられたのは非常に喜ばしいことです。
確執による競争の激化は時として、すさまじいものがありますね。
それではまた!
コメント