水族館で人気上位の生き物と言えば、そうイルカですね。
イルカがかわいいのはもちろんのこと、ショーでイルカと人間が織りなす演技はとても素晴らしいですし、そのずば抜けた身体能力にも驚かされるものがあります。
そんなイルカですが、みなさんはイルカがフグをくわえているのを見たことがありますか。
猛毒があることで知られるフグなのに、いったい何をしているのでしょう。
そこで、今回はイルカがふぐをくわえていったい何をしているのかについて紹介したいと思います。
またイルカにまつわる豆知識も紹介しますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そもそもフグの毒はどれくらい危険なのか?
ふぐ刺しやフグのから揚げは非常においしいことで知られていますが、
猛毒を持っていることでも知られているフグ。そのフグの毒はどれくらい危険なのでしょうか。
お腹がいたくなるぐらい?
いいえ、そんなものではありません。
実はふぐの毒は最悪の場合、死にいたってしまうほどの危険性をもっているんです。
えー!?フグの毒ってかなり強いんだね。
そうなんです。
フグの毒はテトロドトキシンと呼ばれ、猛毒で、肝臓に一番多く含まれています。
この毒にあたってしまうと、全身がしびれてしまい、
そうなることで、意識を失ったり、呼吸ができなくなってしまうんですね。
意識を失うだけだったら、意識を取り戻せる可能性はありますが、
呼吸がずっとできないままだと、酸素が体に回らなくなって死に至るので、非常に危険です。
[adsense]イルカがフグをくわえている理由とは?
それでは本題に入ります。
イルカは猛毒であるフグをくわえていったい何をしているのでしょうか。
強い毒をもっているのに、
体は毒でおかされていないのかな?
そうですよね。人間が毒に当たれば死に至る危険性があるっていうのに、
イルカはそんなフグをくわえて大丈夫なんでしょうか。気になりますよね。
でも安心してください。イルカはフグをくわえて遊んでいて、毒におかされているのではなく、
むしろ気持ちがよくなっているんです。
一体どういうことかと言いますと、フグは危険を感じると、体内から毒を出しますが、
水中ですので毒が薄まってしまうため、死に至ることはないんですね。
それでも、毒がなくなったわけではないので、人間でいえば、
お酒を結構飲んでフラフラになっちゃう感じですね。
といってもあまりぴんとこないとおもいますので、こちらの映像をご覧ください。
何やら目がトロンとしてしまって、酔っぱらっちゃってる風にみえますね。
まるで人間みたいです(笑)
豆知識:イルカのでっぱったところの名前はある果物の名前!?
ここでイルカにまつわる豆知識を紹介します。
イルカをよくみてみると、頭の部分がでっぱっているのはご存知かと思いますが、
この部分に実は名前があり、ある果物の名前が使われているんですね。
いったいなんという名前だと思いますか。ヒントは甘くてスーパーでよく売っているあのおなじみの果物です。
その答えは、メロン器官だったんですね。このメロン器官はイルカにとってすごく重要な部分で、
そこからなんと超音波を出すことができるんです!
というのも、イルカはすごく目が悪い生き物なので、あまりはっきりとものがみえないんです。
そのかわりに耳が発達しており、人間のなんと7倍もの音を聞き分けられるんです!
ですので、このメロン器官から出される超音波を利用して、それが物体にぶつかったときにはねかえってきた音で、周囲の状況がわかり、さらには仲間とのコミュニケーションをしているとか。
超音波でどのような会話をしているんでしょう。
すごく気になりますね!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はイルカがフグをくわえていったい何をしているのかについて紹介しました。
まさか人間だけでなくイルカも酒を飲んだみたいに酔っぱらっちゃってる感じになるとは
驚きでしたね。
高い知能を持っているだけに、まさかそういうことをしないとは思いましたが、
羽目を外してしまう事があるんだなということがわかり、何か親近感のようなものがわきました(笑)
ほかにも人間が知らないところで、いろいろしているかもしれないですね(笑)
ぜひともみてみたいです。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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