同じ葉物の野菜である小松菜とほうれん草。
割とこれらの野菜はあまり嫌われず、多くの家庭で週に一度は食されているのでは
ないでしょうか。みそ汁やおひたし、炒め物などといったものに入れると非常においしいですね。
僕も大好きで週におそらく2,3度は食べていると思います。
そんな小松菜とほうれん草ですが、割と似ているので、どっちが小松菜でどっちがほうれん草であるか見分けがつかない方もいたのではないでしょうか。
そこで今回は小松菜とほうれん草の違いについて紹介したいと思います。
また小松菜とほうれん草にまつわる豆知識も紹介しますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
小松菜とほうれん草の違いとは?
みなさんおなじみの野菜である小松菜とほうれん草。
ぱっと見た感じが似ているので、見分けがつきにくいかもしれません。
ではいったい小松菜とほうれん草の違いとはどのようなものなんでしょうか。
順にみていきましょう。
小松菜とは?
まず小松菜ですが、小松菜はアブラナ科に属している野菜で、またの名を冬菜といったり、
鶯菜と言ったりするんですね。
足立区や、葛飾区、立川市などといったところで栽培が盛んにおこなわれており、当初は東京や埼玉などの関東地方で作られていたのですが、しだいに範囲を広め、
今となっては大阪府や愛知県、福岡県などでも栽培がされるようになったんですね。
また冬に霜が降りたり、急激な冷え込みによって葉が凍っても、枯れにくいという寒さに強い特徴があり、旬は言うまでもなく冬なんですね。
さらに小松菜の特徴として、根っこは赤くなく、茎が太くて葉が楕円形になっているのが特徴。
ちなみに、収穫時期は冬では90日かかるのにたいし、夏ではなんとおよそ20日で収穫できてしまうんだそう。
ほうれん草とは?
続いてほうれん草ですが、ほうれん草はヒユ科に属する野菜で、暑いところで育ててしまうと、
あまり栄養がなく味も落ちてしまうため、涼しい地域やあるいは涼しい季節に栽培されることが多いんですね。冷たくなることで、柔らかくなり、味も格段によくなります。
ほうれん草は千葉県や埼玉県、群馬県などで盛んに栽培がおこなわれており、
海外では中国やアメリカなどでたくさん作られているんですね。
ほうれんそうの特徴として、ねっこの部分は赤く、茎はほっそりとしており、葉っぱは上に行くに従い細くなっているのが特徴です。
[adsense]小松菜とほうれん草の由来
上記では小松菜とほうれん草の違いについて説明しましたが、今度は
小松菜とほうれん草の由来について解説します。それでは順にみていきましょう。
小松菜の由来とは
まず小松菜の由来ですが、いったいなぜこのような名前になったのでしょうか。
その答えとは、地名を由来としているんですね。
小松菜は江戸時代八代将軍である徳川吉宗が、鷹狩をした際にこの小松菜が献上されたのですが、
あまりにおいしかったことから、この野菜の名前は何であるか尋ねたのですが、当初はまだ名前がなかったんですね。それじゃもったいないということで、小松菜が栽培されていた東京都江戸川区にある小松川から名前を頂いて、小松菜と名付けたんですね。
ほうれん草の由来
続いてほうれん草の由来ですが、由来はいったいなんなのでしょうか。
それは国名に由来するんですね。
ほうれん草は漢字で書くと菠薐草と書くのですが、唐の時代に現在のネパールないしはペルシアの頗稜(ホリン)国から伝播したとされており、それがのちに字を改め、菠薐(ホリン)となり、日本にやってくるといつしかなまってホウレンと呼ばれるようになったんだそう。
小松菜とほうれん草どちらとも場所を由来としていたのは驚きですね。
豆知識:小松菜やほうれん草にまかれている紫テープの意味とは?
ここで小松菜とほうれん草にまつわる豆知識を紹介します。
スーパーなどで売られているこれらの野菜を見てみると、茎のところに紫色のテープが巻かれているのを見たことあるかと思いますが、なぜ紫色のテープなのでしょうか。
その答えとは、野菜をおいしく見せるために紫色のテープを使用しているんですね。
これは互いに引き立てあう反対の性質を持つという補色の効果を使用しており、
緑色を引き立たせる色は紫色ということで、紫色のテープを使用し、緑を引き立たせて、
美味しそうに見える効果を生み出しているんですね。
以上小松菜とほうれん草にまつわる豆知識でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は小松菜とほうれん草の違いや由来についてと、それらにまつわる豆知識を紹介しました。
ぱっと見よく似ている野菜でも、細かく見てみると、さまざまな違いがあることが、
お分かりになられたかと思います。似たようなものの違いをはっきり説明できれば、
かっこいいと思われること間違いなしなので、これを機にしっかり覚えて、話のネタとして
使ってたいただけたら幸いです。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント