宇宙には無数の星があり、私たちが住んでいる地球も宇宙に存在しています。
しかしながら、現在、生命が存在しているのは地球のみで、
地球以外の惑星に生命が存在していることはわかっておりません。
個人的には、存在していると面白いのですが。笑
ところで、こんな話をきいたことはないでしょうか。
よく火星には火星人がいて、タコのような形を
していると。イメージでいうと下の画像のような感じです。
ドラクエでいうとホイミスライムに似ていますね。(笑)
今回はなぜ、そのようにいわれるようになったのか、
その理由を説明していきたいと思います。
火星には運河があった?!
天門学者のローウェルはイタリアで開催された火星の観測結果を記したスケッチに非常に影響をうけます。そこには「火星の表面には細長い筋がある」と書かれていたのです。
イタリア語で筋のことを、「canali(カナリ)」と言いますが、それがなぜか
英語に訳されたときは、なんと運河という非常に似た単語「canal(カナル)」と誤訳されてしまったのです。
このことが原因で、
彼は火星には運河がある説を唱えます。
そして火星を研究するために資産を天文台の建設にあてます。
長年の研究の結果、火星の広範囲にわたって、運河が存在し、それを作成したのは、
知的生命体つまり火星人にほかならないと結論づけました。
これにより、ほかの天文学者や一般市民にも大きな影響を与え、火星にますます興味がもたれるようになります。
小説によって火星人のイメージが定着
上記で述べたように、火星ブームが到来し、それに触発されて、書かれたのが
H・G・ウェルズの宇宙戦争という小説。
地球に火星人が襲来してきて、地球に住んでいる人々を次々と襲っていき、
一時的に地球を火星人の支配下におくが、
最終的にウイルスによって、全滅するという話である。
この小説の内容やイラストに火星人がタコ型のようなイメージを匂わせるようなことがかかれてあっため、こうして、火星人がタコ型であるというイメージが定着しました。
その後、1953年にこの小説をもとにした映画が公開されて、
より、火星人のイメージが多くの人に知られるようになります。
しかし、火星には運河があるという説ですが、
科学技術の発展により、完全に否定されることとなりました。
さいごに
いかがしたでしょうか。
今回は火星人がタコ型である理由についてお話しました。
探査機もないかなり前の時代から、火星の探索が行われてきたことに驚きを隠せません。
ローウェルさんが唱えた説は残念ながら否定されてしまいましたが、
彼の永年の研究のおかげで、以降火星のことをより調べさせるきっかけを作ったことは大いにいえると思います。
さらなる科学技術の発展により、火星のみならず、他の惑星ことがよりわかるようになり、
知的生命体が存在していることを切に願うばかりです笑
もし、存在しているとしたら、どんな姿なのか非常に気になるところですね。
それではまた!
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