海王星が青いのはなぜ?実は海ではなかった!?

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海王星 雑学

 

水金地火木土天海(冥)・・・。

学生の時惑星の位置を覚えるために、語呂合わせで覚えましたよね。

 

しかし、海王星は、地球からかなり遠い距離にあったりと、

あまりなじみのない惑星で、よくご存じいない方も多い方と思います。

 

今回は海王星がなぜ青いのかについて解説したいと思います。

 

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海王星とはいったいどんな星なのか。

太陽系の惑星の中で最もはしにある海王星は、天王星と同じく、巨大氷惑星のひとつに

わりふられています。最もはしにあるということなので、太陽を一周するのにかなりの時間を要し、

その時間たるや、なんと約165年

 

人間が生きられるであろう120年よりも長いとは驚きですね。

 

大きさは直径おおよそ4万9528キロで、天王星を少しだけ小さくした感じです。

とはいっても地球よりは、大きくおおよそ地球の3.9倍ほどの大きさです。

内部はいったいどうなっているのかといえば、中心部にはがあり、それを覆っているのは、

岩石からできているマントルという層です。

 

 

 

外側も天王星と似通っており、下図のように青色をしています。 

しいて言えば、天王星よりも海王星のほうが色が少し濃いです。

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青いのは実は海の色ではなかった!?

海王星の特徴といえば、字からもわかるとおり、海の色していますが、実のところ、

この色は海色ではなかったんですね。

 

それではいったいなにかというと、大気によってこのような色になっているんです。

 

どういうことかというと、海王星のほとんどは水素が大半を占めているのですが、ほんのすこしだけ、ヘリウムやメタンが存在していて、メタンは黄色や赤色の光を吸収してしまうために、

海の色のようにみえていたというわけなんですね。

 

海王星の表面にある縞模様の正体

海王星の表面をよく見てみると、縞模様があることがわかります。

この縞模様は大気に現れる雲によってできあがっています。海王星では大気の動きが非常に活動的で赤道付近となると、時速約2000キロにもおよぶ強風が吹いているんですね。

 

さらに大暗斑という暗い模様も存在しており、この大暗斑は海王星において嵐が発生しているところに生じるんですね。木星にある大赤斑も大暗斑と同じ条件で発生し、大赤斑が300年以上全く消失したことがないのに対して、大暗斑は数年のうちに消えてしまうらしいです。

 

事実、1989年にボイジャー二号が海王星の近くまで到達したとき、

大暗斑があるのがわかったんですが、1994年に再び今度はハッブル宇宙望遠鏡を使用して、同じ地点をみると、なんと消失していたんですね。

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さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回はなぜ海王星が青いのかについて解説しました。

まさか海王星の色が海の色ではなかったことに驚きですね。

 

またおなじ仕組みで発生する大赤斑と大暗斑ですが、大赤斑は350年以上きえていないのに対して、大暗斑はわずか数年で消滅してしまうのはびっくりでした。

 

地球はもちろんですが、ほかの惑星も不思議なことがいっぱいあって実に面白いですね。

いっぱいあるからこそ、人間の探求心は底なしですね。

それではまた!

 

 

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