今や知らない人はいないくらいメジャーなスポーツといえばサッカー。
最近ではなでしこジャパンといった女性にも人気のあるものとなっていますね。
サッカーは最後まで勝敗がわからないので、見ていて、とってもたのしいです。
そんなサッカーですが、サッカーにはレッドカードがあるのはご存知かと思いますが、
それがうまれたのにはとある理由があったんです!
そこで今回はサッカーのレッドカードが生まれたとある理由について紹介したいと思います。
また豆知識も紹介しますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
サッカーのレッドカードがうまれたきっかけとは?
サッカーで退場を表すときに使うレッドカード。
そのレッドカードがうまれたきっかけとはいったい何だったのでしょう。
さかのぼること1966年。
イングランドで開催された大会において、
準々決勝で戦うことになったイングランドとアルゼンチンの戦いがきっかけとなっているんですね。
この試合は乱暴なプレーが多数起きており、見るに堪えないものとなったんだとか。
あまりにも乱暴なプレーが多かったため、アルゼンチンの選手であったアントニオ・ラティンキャプテンが退場の命令を受けたのですが、主審がドイツ語しかわからなかったため、
スペイン語が分かる人を呼んでくるよう頼んだんですね。
しかしそう言ったことがなぜか審判に対して暴言を吐いているのではないか、と勘違いされてしまう事態になったのですが、運よくラインズマンであったイギリス人のケン・アストンがスペイン語を理解できたため、中をとりもって、ようやく解決するに至ったんですね。
このことがあってから、アストンは言葉が理解できなくても、それに代わるものはないか、
熟考した結果、だれでもなじみのある信号を参考にして、注意を示したいときは黄色い札を
退場を示したいなら赤い札をだすことを提案したんです。
これは妙案だと早速1968年に開催されたメキシコオリンピックより取り入れられ、
1970年に開催されたメキシコ大会において、正式に取り入れられるようになったんですね。
[adsense]サッカーで一番レッドカードが最多な人は誰か?
レッドカードやイエローカードがうまれたきっかけは上記で紹介しましたが、
サッカーで一番レッドカードが最多な人は誰なのか気になったので調べてみることにしました。
ではいったいその人は誰なのかと言いますと、ヘラルド・ベドヤという人。
元コロンビアの代表で、現役時代にレッドカードをもらった枚数はなんと46枚!
あまりにも多すぎて、想像がつきません(・_・;)
逆にそんなにレッドカードをもらっているのにもかかわらず、
永久追放とならなかったのは不思議でならないですね。
そんなレッドカードを最も多くもらった人として世界記録になっている彼は、
40歳でサッカーを引退して、意外なことに指導者となるのですが、
もう以前のような乱暴なプレーなどをしないかと思いきや、
あろうことに、彼が指導を行っていたチームが他のチームと試合を行った際、
敵チームのプレーにたいして納得がいかず、主審と副審に対して、10分にもわたる抗議を起こったために、レッドカードをつきつけられ退場処分となったんですね。
いやはや、ここまでレッドカードをもらっている人は引退しても、
その攻撃的な性格がしみついてしまって改善することは難しいんでしょうか(汗)
豆知識:サッカーのカードにはグリーンカードなるものが存在した!?
ここで豆知識を紹介します。
みなさんはイエローカードとレッドカードはすでにご存知かと思いますが、この2種類の他に
グリーンカードが存在したことはご存知でしょうか。
グリーンカードは2004年度より、U-12以下を主として導入されたのですが、
イエローカードやレッドカードといったあまりよくないときに提示されるのではなく、
今のはすごくいいプレーあるいは行いだったよという、
いわば相手を称賛するときに提示されるカードだったんですね。
例を挙げるとするならば、相手からボールを奪われないように、相手を体当たりして転倒させてしまったけれど、相手の手を取り、おこしてあげて謝罪したときなどですね。
確かに相手のことを思ってした行動やプレーに対して称賛されたら、
嬉しいことこの上なくて、よりいっそう相手のことを思う気持ちがはぐくまれますね。
とてもいい制度で、導入されてよかったです。
以上サッカーにまつわる豆知識でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はサッカーのレッドカードが生まれたきっかけは何だったのかについてと
サッカーにまつわる豆知識を紹介しました。
レッドカードが生まれたきっかけが、まさか言葉が通じないことによるものだったとは
驚きですね。
言葉が通じなくても、色がついているカードを出すだけで、
言いたいことを表せるのは非常に画期的ですし、わかりやすいのでとってもいいですね。
しかしだからといって、あまりそのカードがだされてしまうのは、悲しいので、
選手たちにはぜひともグリーンカードがたくさんだされるようなフェアプレーやおこないを、
こころがけてほしいものです。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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