母の日の次にやってくるビッグイベントといえば、もうおわかりですね。
父の日だね!
その通りです!
家計を支えるために、一家の大黒柱であるお父さんが汗水たらし仕事をしていて疲れているにもかかわらず、家事や育児にも協力してくれたりと、とても立派で、感謝すべき存在ですね。
なので父の日には日ごろお世話になっている感謝の気持ちとして、何かいいものをあげたいですね。
そんな父の日ですが、父の日の由来をみなさんはご存知でしょうか?
今回は父の日の由来について紹介していきたいと思います。
そもそも父の日はいつだっけ?
母の日の後に父の日が来ると思っている人は多いにしても、具体的に父の日はいつなのか覚えてない人も多いのではないでしょうか。
1年に1回のイベントだから、
いつなのか忘れちゃう。
そうですよね。それではこれを機にしっかり覚えちゃいましょう。
アメリカや日本ではいつ?
アメリカや日本では、6月の第三日曜が父の日となっています。
ちなみにアメリカでは第三日曜は国民の休日となってるんですね。
台湾ではいつ?
台湾もアメリカや日本とおなじ、6月の第三日曜が父の日になるのかとおもいきや、
台湾は8月8日が父の日になっているんですね。
なぜ8月8日になったのかといえば、88を中国語で読んだ時に、父親を意味するパパと発音が似通っていることにちなんでこの日に決まったそう。
ブラジルではいつ?
ブラジルもアメリカや日本とおなじ第三日曜と思いませんでしたか?
実は違ったんですね。
ブラジルの父の日は同じ8月の第二日曜が父の日となっているんですね。
へー!すべての国がおなじというわけではないんだー。
そうなんです、ブラジルでは1950年代にシルビオ・ベリンギという人が聖母マリアの父親であるヨアキムにちなんで、8月の第二日曜を父の日と制定しました。
[adsense]父の日の由来となった出来事とは?
今では当たり前のように6月のビッグイベントして毎年行われている父の日。
この父の日が誕生したきっかけとはなんだったのでしょうか。
さかのぼることアメリカの南北戦争の時代。
アメリカ人のドット夫人がまだ幼かったころ、父親が南北戦争に兵隊として、かりだされており、
そのためドット夫人含めて6人もの兄弟を母親一人で養ってはいかなくなってしまいます。
戦争の長期化により、母親の体力や精神や疲弊し、ついにそのことが原因でなくなってしまいます。
一方戦争で無事生き残った父親は自宅に戻り、6人もの子供がいるので、再婚するかと思いきや、
再婚はしないで、父親自ら頑張って子供たちを育てていくことに。
子供たちはお父さんのおかげで生きていくことができ、子供たちが成人を迎えたころに、
お父さんはなくなってしまいます。
そして、子供の頃にこのような体験があったことから、お父さんにぜひとも、
感謝の気持ちを表したいと、ドット夫人は思うようになります。
母の日が生まれた翌年の1909年、母の日はあるのに父の日はなんでないんだ?首をかしげ、
父の誕生月である6月に教会に行き、牧師さんに父の日を作ってほしいということをお願いしに行きます。すると、このことがきっかけで各地で父の日を作ってほしいという運動が巻き起こるんですね。
そしてこのことが、ウィルソン大統領の心をキャッチして、
1916年に父の日が制定され、1972年には国民の休日となります。
父の日には当初、〇〇をプレゼントしていた!
現在父の日にあげるものとして、お父さんが好みそうな、ビールやワイシャツ、靴などといった、
さまざまなものをプレゼントしていますが、以前はそのようなものをプレゼントしていなかったんですね。
ではいったい何をプレゼントしていたかというと、バラの花だったんですね。
えー!意外!
でもなんでバラをあげていたのかな?
そこんところ気になるところですよね。
なぜバラをあげていたのかと言いますと、
さきほど述べたドッド夫人が父親のお墓の前にバラをお供えしていたことから、
バラをあげる習慣が広まったそうです。
ちなみに、なくなっているお父さんには白いバラを、反対に生きているお父さんには
赤いバラを送る習慣がありました。
母の日に送るカーネーションも、
お母さんがなくなっているか、いきているかで、
送る色が違うね。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は父の日の由来となった出来事について紹介しました。
6月の第三日曜が父の日となっていますが、
今コロナによる不要不急の外出ができなくなっており、それにより、
会社の経営が危うくなって、お勤めしているお父さんたちはかなり、つらい状況を味わっている方が多いかと思います。
そんなお父さんを少しでも勇気づけてあげるために、お父さんには何かとびっきり素敵なプレゼントをあげたいですね。もちろんプレゼントする状況ではない方も、
ものではなく、言葉のプレゼントをしてあげるだけでもお父さんはきっとすごく喜んでくれます。頑張っているお父さんにエールを送ってあげましょう!
それではまた!
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