五月にあるビッグイベントといえば、なにを思い浮かべますか?
母の日!
その通り。言うまでもなく、母の日ですね。
日頃お世話になったお母さんに感謝の気持ちを込めて、カーネーションを送ったことがある人も多いのではないでしょうか。とても綺麗で美しく、もらったらすごくうれしい気持ちになることでしょう。
そんなカーネーションの名前の由来はあまりご存知ないのではないでしょうか?
今回はカーネーションの名前の由来について紹介したいと思います。
カーネーションの名前の由来とは?
美しくきれいな花を咲かせるカーネーション。
そのカーネーションの名前の由来は諸説ありますが、有力とされているものを2つ紹介します。
まず1つ目が、コロネーションがなまってカーネーションになった説。
花びらの形が王冠の形に似ており、冠の飾りとしてもカーネーションが使われていたため、
王様や皇帝が即位する際、冠を頭にのっけてもらう戴冠式という意味があるコロネーションが
なまってカーネーションになったそうです。
続いて2つ目が、カルニスがなまってカーネーションとなった説。
カーネーションの花は赤く、それが、肉の色と似ているため、ラテン語で肉の色を表す
carn(カルニス)がなまってカーネーションになったとか。
なるほど!もしかして、コロナウィルスも
王冠の形に似ているから、そう名付けられたの?
まさしくその通りです。
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豆知識その1:カーネーションの花言葉とは?
カーネーションには赤やピンク、黄色、あるいは白と、品種改良が進んで、今や
さまざまな色が作られ、きれいなことはもちろん見る人をとても楽しませてくれますね。
カーネーションには花言葉がありますが、実は色によって花言葉が違ったんです。
そこで今回はたくさんある中から3つほどピックアップして紹介します。
まず定番の赤いカーネーション。
このカーネーションの花言葉は、「母への愛」。
母の日に送るのにとってもふさわしい!
花の色についてこの色じゃないとダメ!と思っていないのでしたら、赤色のカーネーションを
送ってあげるのがベターですね!
続いて白いカーネーション。
こちらの花言葉は「尊敬」や「純潔の愛」です。
ただ、すごくいい意味を持った白色のカーネーションですが、
なくなったお母さんを懐かしく思うという意味もありますので、
お母さんがまだ生きているときに送ってしまうと、あまりいい感じはしないので、
極力送るのはやめておいた方がいいですね。
最後に黄色のカーネーション。
こちらの花言葉は、「友情」や「美」。
ただこちらも、一方で、「軽蔑」という意味も含まれているので、
もしこの花言葉を知っているお母さんに送ってしまったら、トラブルになりかねないので、
注意が必要です。
豆知識その2:母の日にはカーネーションを送るようになったわけ
母の日にはカーネーションを送ることが多いですが、そもそもなぜカーネーションを送るようになったのでしょうか。
そのルーツとなったのはアメリカ。
1908年5月に、ウエストバージニア州にある教会で、教師であったアナ・ヴィージャスという女性がなくなったお母さんの命日に感謝の気持ちをささげるためにお祈りをおこないました。
そのときに、その女性が生前お母さんが非常に好きであったカーネーションを差し出したという素敵なエピソードがあったことから、5月の第2日曜を母の日とし、母親にカーネーションを贈る習慣が定着したとか。
ちなみに現在となっては母の日にカーネーションのみならず、服やアクセサリー、靴といったいろいろなものを送ることが定着しているが、本来は、亡くなったお母さんには白いカーネーションを
まだ生きているお母さんには、赤いカーネーションを胸に飾り付け、花束を贈呈していました。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はカーネーションの名前の由来について紹介しました。
5月になるといろんなお店で母の日のイベントで盛り上がっていますが、
今年はコロナが流行って緊急事態宣言が発令されているため、残念ながら、
盛り上がっておらず、正直送るどころではないのが現状ですね。
それでも、送るにあたって母の日に届けてもらうのが一番うれしいですが、
このような状況下ではそれは好ましくないので、できるだけずらして送るようにしたいですね。
それではまた!
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