カバの汗は赤いのはなぜ?実は血が混ざっているからではなかった!?

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カバ 雑学

 

動物園で必ずと言っていいほど、みかけるカバ。

カバが大きな口をあんぐりとあけて、飼育さんが、カバの歯を大きなブラシで

歯磨きをしている様子はほのぼのとしますね。

また大きな口にスイカを入れて、カバがむしゃむしゃとスイカを食べる様子はとても迫力があります。

そんなカバですが、カバの汗が赤いのはご存知でしょうか?

今回はそれについて紹介していきたいと思います!

 

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カバの汗が赤いのはなぜ?

カバの汗が赤色というのを聞いて、まっさきに血が混ざっているんじゃないかと

思った人も多かったのではないでしょうか?事実僕もそう思いました(笑)実は違うんですね。

 

それでは赤い色の正体はいったいなにかというと、汗が酸化した色なんですね。

カバの汗は、アルカリ性でねっとりとしていて、

汗をかいたすぐあとは無色透明ですが、数分のうちに、あれよあれよという間に、酸化して、赤い色になります。そしてさらに水分が蒸発してしまうと数時間のうちに茶色に変わってしまいます。

 

この汗にはオレンジ色と赤色の色素が混ざっており、オレンジの色素は、紫外線を吸収する役割をになっており、

赤色の色素には抗菌効果があるんですね。

 

この二つの色素があるおかげで、カバは日焼けによって皮膚がダメージをうけないようにしたり、

細菌に感染しないようになっているんですね。

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カバのほかにも変わった色の汗をかく動物がいた!?

カバ以外に変わった色の汗をかく動物はもういないんじゃないかと思いきや、

実はまだいたんです!

その動物とは、日本の特別天然記念物にもなっているカモシカなんですね。

青い汗をかくため、東北や北海道などにいる狩りをしているマタギという人たちからは、

アオといわれているとか。

また長い間じっとしたまま動かない習性をもっているらしく、その様子からアオの寒立ちとよばれているようです。何を考えているのか非常にきになるところですね(笑)

 

ちなみになぜ青い汗をかくのかについては残念ながらよくわかっていないらしいです。

ただ色汗症という汗に色がつくという変わった病気があるんですね。

 

それは水などを飲んだりした場合にその中に銅が含まれていて、

汗が出た後汗が貯蔵される部分が高温多湿の状態となるので、それによって、

銅がさびついてしまって青く見えるというもの。

 

もしかしたら、カモシカも銅を含んでいる水を摂取していることによって、

青い汗をかくのかもしれないですね。

 

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さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回はカバの汗が赤いのはなぜかについて紹介しました。

 

まさか汗が細菌が体内に入らないようにしたり、日焼けから皮膚を守ったりする理由が

あったなんて非常に驚きですね。

 

動物はあっと驚くような体の仕組みがあって実に面白いですね。

ますますほかの動物の体の仕組みが気になります(笑)

それではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

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