フラミンゴの頭から流れる赤い液体。
初めて見た人はびっくりして、「血!?怪我?」と心配になりますよね。
でも実はこれ、血ではなく「フラミンゴミルク」という特別な分泌物。
ヒナの成長に欠かせない栄養がたっぷり含まれています。
脂肪やタンパク質だけでなく、赤い色のもとになるカロテノイドも含まれており、
ヒナの健康や羽毛の発達をサポート。
さらに、このミルクは親鳥が口移しでヒナに与えるというのがポイント。
まさに鳥界の「母乳」ともいえる存在なんです。
どこから出るの?素嚢(そのう)の秘密
では、このフラミンゴミルクはどこから出ているのでしょうか。
答えは「素嚢(そのう)」です。
素嚢は食道の膨らんだ部分で、消化管の一部。
ここで特別なミルクが生成され、ヒナに与えられます。
親鳥はこのミルクを口移しでヒナに与え、ヒナは栄養を吸収して元気に成長。
免疫力も強化されます。
図で見ると、素嚢は食道のこの膨らんだ部分にあたります↓

なお、どうしてフラミンゴが別のフラミンゴの頭上に
赤い液体を流しているのかと疑問に思った方も多いかもしれません。
あまりにも衝撃的な映像なので、このことを知らない人が見たらかなりびっくりしちゃいますね💦
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動画の考察:ミルクを頭上にかけた理由
映像を見ると、フラミンゴがヒナにミルクを与えている最中に、
別の大人のフラミンゴがその頭上から赤いミルクを出しているように見えます。
まるでわざとかけているようにも見えるので、「何してるの?」と驚きますよね。
フラミンゴは、前述したようにオスもメスもミルクを出せる鳥。
そのため、ヒナに与えようとした別の成鳥が、
すでにヒナにミルクを与えていた親鳥のタイミングに合わせて分泌し、
結果的に頭上を通る形になった可能性が考えられます。
一見すると衝撃的な光景ですが、
実際にはミルクを与えようとしたタイミングが重なっただけ、
いわば「子育て中のハプニング」だったのかもしれません。
食生活とミルクの色・質の関係
フラミンゴの食生活は、体色だけでなくミルクの質や色にも影響します。
カロテノイドやカンタキサンチンが不足すると、ミルクの赤色が薄くなり、
ヒナの成長にも影響が出ることがあります。
そのため、フラミンゴは栄養豊富な環境を選んで子育てをしているんです。
つまり「食べるものが子育ての質を左右する」という自然界の仕組みがここにも現れています。
まとめ:【衝撃の事実】フラミンゴの頭から流れるのは血ではなくミルクだった!
今回はフラミンゴの頭から流れる赤い液体の正体についてまとめました。
フラミンゴの頭から流れる赤い液体の正体は、血ではなく「フラミンゴミルク」という
特別な分泌物でした。
このミルクは、ヒナの成長に必要な脂肪、タンパク質、そしてβカロテンを豊富に含み、
親鳥が愛情を込めて与えるものです。
このユニークな子育て方法や鮮やかな羽色の秘密は、フラミンゴが進化の過程で培った
特化した生存戦略を象徴しています。
このようなフラミンゴの生態に関する知識を深めることで、
自然界の驚くべき仕組みを知ることができるでしょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。




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