神経衰弱、7ならべ、ポーカー・・・
この言葉を聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?
トランプだね!
懐かしい!
その通り。トランプですね。
子供のときみなさんはよくトランプゲームをやったことある方多いかと思います。
僕も子供の頃、神経衰弱をよくやっていたのを覚えています。
もちろん、大人になった今でも、充分に楽しむことができますね。
そんなトランプですが、トランプって何だろうって考えたことないでしょうか?
実はこのトランプという言葉日本でしか通じない言葉だったんです!
今回はトランプの正しい意味について紹介していきたいと思います。
トランプの正しい意味とは?
みなさん子供の頃からおなじみのトランプですが、実は、この言葉、
元々はカードゲームのことを指す言葉ではなかったんです!
それではいったい元々の意味はなんでしょうか?
こたえは「切り札」を意味する言葉だったんですね。
トランプは16世紀にポルトガルから伝わりましたが、
その時はトランプと呼ばれていなくて、カルタと呼ばれていました。
そして時は流れ明治時代。再びトランプの人気が高まり、
日本を訪れた外国人がトランプをプレイしているとき、しきりに「トランプ!トランプ!」と言っているのを日本人は耳にします。
外国人は切り札という意味でトランプと言っていたのに、
日本人は勘違いして、カードのことをトランプと勘違いしてしまったために、
それ以降、間違った意味でどんどんトランプという言葉は広まっていくのでした。
外人さんとトランプしようって言ったら
ちょっと言ってることよくわかんないってなっちゃうね。
そうなんです。
当たり前のごとく使われていた言葉が実は間違って使われていたなんて、
なかなか調べたりしない限りはわかんないですね。
[adsense]海外ではトランプはなんといわれているのか?
日本ではトランプと言われていますが、
海外ではなんといわれているのでしょうか?
英米では何と言われているのか?
トランプはアメリカやイギリスでは、Playing cards(プレイングカード)または、
Cards(カード)と呼ばれています。英米では21もしくはできるだけ21に近い数字であれば勝つことのできるブラックジャックや、5枚のカードによってフルハウスやツーペアといった役を作り強さを競うポーカーが人気ですね。
中国では何と言われるのか?
中国ではトランプのことを打牌(ダーパイ)と言います。
中国で人気のトランプを使ったゲームと言えば、闘地主と書いてドウディージューというのが人気だそうです。
遊び方は、大富豪と似ていて、ジョーカーを含めた54枚のカードを3人に17枚ずつ配布し、手持ちのカードがさきになくなった人が勝ちというゲーム。
スリーカードやロケットなどといった役があり、それらをうまくつかって、プレイしていきます。
豆知識:スペードのエースだけなぜ大きい?
トランプをよく見てみると、スペードのエースだけ、ほかのエースと比べると、
大きいってこと知ってました?
えー!?しらなかった!
よく見てないとわかんない!
そうですね。おそらくこのことを言われて、
そうだったんだ!と思う人がほとんどかと思います。
ではいったいなぜスペードのエースだけ大きいのでしょうか?
答えは、17世紀において、イギリスではなんとトランプに税金が課せられていたから
ということにちなむんですね。
どういうことかと言いますと、
政府は税金をちゃんと納めたのか判断するために、パッケージの表側に書かれていたスペードのエースに偽造されないよう、複雑なデザインが施してあるハンコを押していたんです。
それがいつしか、
カードにも描かれるようになり、スペードのエースだけ大きくなったというわけなんですね。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はトランプの元々の意味について紹介しました。
間違った意味で当たり前のように使っていたとは、すこし恥ずかしく思いましたね。
私たちは情報をすべてうのみにするのではなく、時には、疑ってかかることも
大切なんだということをトランプのことを調べていて改めてきづかされました。
疑ってかかったさきには思いもよらない発見があるかもしれない。
それではまた!
読んでいただきありがとうございました。
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