大きい角が前に突き出ている動物といえば、サイ。
怖いイメージがありますが、実は変に刺激を与えなければ檻越しでえさをあげられるほど、
サイは温和な生物なんです。見かけによらず非常に可愛らしいところがありますね。
そんなサイですが、犬や猫といった動物の英語をご存知でも、
サイを英語でなんというのかご存知な方はあまり多くはいらっしゃらないのでないでしょうか。
そこで今回はサイを英語でなんというかについて紹介したいと思います。
またサイにまつわる豆知識も紹介したいと思いますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。
サイは英語では何というのか?
あまりなじみのないサイの英語。
それではいったいサイを英語でなんというのでしょうか。
その答えは、rhinocerousなんですね。
発音すると、ライナースレスとなります。
しかし、このように発音されることはすくなく、略してrhino(ライノ)と言われることが
多いんですね。響き的にはこちらの方がかっこいい感じがします。
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サイは1種類だけかと思いきや、実は5種類ものサイがいたんですね。
ではそれぞれのサイの名前と英語を見ていきましょう。
クロサイ
まずクロサイですが、ケニアやタンザニアといったアフリカを生息地としており、
大きな耳はなんと回すことができ、これをすることによって音がやってくる方向がわかるという
便利な機能をもっていんですね。
クロサイを英語で言うと、black rhinocerosと言います。
シロサイ
続いて、シロサイですが、シロサイも南アフリカやケニアといったアフリカに生息しており、
サイの中では一番大きい部類に入ります。
近年角を目的とした乱獲が問題視されており、そのため生息数が減少しているという
非常に悲しいことが起きています。
シロサイは英語で言うとwhite rhinocerosと言います。
インドサイ
続いてインドサイですが、インド北東部やネパールなどに分布し、草や果物、
木の枝、あとなんとタケノコを主食としているんですね。
このインドサイも角に解熱剤や精力剤の原料になると言われているため、乱獲されており、
1900年初めには200頭まで減少したのですが、近年は保護されていることから
増加傾向にあるんだそう。
人間のエゴによって乱獲されてしまうのは非常に残念なことですし、
人間と同じ命がやどっているということを密猟者にはわかってほしいですね。
英語では、Indian rhinocerosといいます。
ジャワサイ
続いてジャワサイですが、ジャワサイはインド北東部やカンボジアやバングラデシュといったアジアに生息しているんですね。
ジャワサイは英語でJavan rhinocerosと言います。
スマトラサイ
最後にスマトラサイですがスマトラサイは名前のとおり、スマトラ島があるインドネシアや、
マレーシア、ミャンマーといった東南アジアに分布しているんですね。
スマトラサイは英語で言うと、Sumatran rhinocerosと言います。
豆知識①:サイのツノは〇で出来ていた!?
ここでサイにまつわる豆知識を2つ紹介します。
サイには大きくて立派なツノがありますが、このツノ実はある意外なものからできていたんです。
その意外なものとはずばり髪の毛なんです!
鹿の角は骨と似たような成分で出来ているのですが、サイの角は髪の毛とだいたい同じの成分であるケラチンで作られているため、サイの骨格標本をみてみると、ツノがないんですね。
豆知識②シロサイは白くないのになぜシロサイというのか?
ここでもうひとつ豆知識を紹介します。
上記でシロサイのことを説明しましたが、シロサイは名前にシロと入っているのに、
白くないんですね。
ではいったいなぜシロサイというようになったかと言いますと、
勘違いによりシロサイとよばれるようになってしまったんですね。
シロサイは口の幅が広くアフリカーンス語で幅広いことを「widge」というのですが、
これを「white」と間違って解釈してしまったために、シロサイとなってしまったんだそう。
間違っているのにそのままの状態なんてなんだかかわいそうですね。
以上サイにまつわる豆知識でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はサイは英語で何というのかについてと、サイにまつわる豆知識を紹介しました。
サイという英語をあまりご存知ない方も多いと思いますので、これを機にしっかり覚えて、
一歩賢くなっちゃいましょう!
またサイのツノがまさか髪の毛と同じ成分で出来ていたとは驚きでしたね。
こういうことは教えてもらわないと中々わからないものなので、
誰かに教えてあげるときっと驚かれるでしょう!
話のネタに使っていただけたら幸いです。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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