ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードさん。
惜しまれつつこの世を去った彼の私生活において、人生を共にした「妻」がどんな人物だったのか
気になる方も多いのではないでしょうか。
現在の妻は、ドイツ出身のビジュアルアーティスト・シビル・ザガーズさん。
二人は1996年、スキー場での運命的な出会いをきっかけに愛を育み、2009年に結婚しました。
本記事では、ロバート・レッドフォードさんの妻シビル・ザガーズさんの経歴や馴れ初め、
さらに過去の結婚歴や子どもたちについても詳しく紹介します。
ロバート・レッドフォードの妻は誰?

出典:SIBYLLE SZAGGARS REDFORD FINE ART
- 名前:シビル・ザガーズ
- 生年月日:1957年4月14日
- 年齢:68歳(2025年9月現在)
ロバート・レッドフォードさんの妻は、ドイツ・ハンブルク出身のビジュアルアーティスト、
シビル・ザガーズさんです。
幼少期から家族旅行で触れた先住民文化や古代の土地に感動し、
「それを芸術として残したい」という思いが創作の原点になりました。
大人になってからは油絵や写真、パフォーマンスを通じて環境保護への情熱を表現。
1990年代半ばにはアメリカのバッファローを題材にした作品で環境問題を訴えます。
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さらに1990年代後半にはアメリカへ移住し、南西部の自然を探求するように。
そんな自然を愛するシビルさんは、やがてロバート・レッドフォードさんと
運命的な出会いを果たすことになるのです。
運命的な出会いと馴れ初め

シビルさんがロバートさんと出会ったのは1996年、サンダンスマウンテンリゾートのスキー場でした。
当時のシビルさんは、目の前の男性がハリウッドスターだとはほとんど知りませんでした。
それでも彼女は、特別扱いせず自然体で接してくれたのです。
ロバートさんはその無邪気さに心を打たれ、二人は少しずつ時間を重ねるように。
そして初めてのディナーの日、シビルさんは事前にロバートさんの出演作を調べていましたが、
彼は映画の話題に一切触れず。
シビルさんはほっと胸をなでおろしたそうです。
その後、二人は長い交際を経て2009年に結婚。
「スターとしてではなく、一人の男性として見てくれる」──
そんなシビルさんの態度は、ロバートさんにとって何よりも嬉しい出来事だったのではないでしょうか。
結婚後の活動
結婚後、ロバート・レッドフォードさんとシビル・ザガーズさんは、環境保護活動に
積極的に取り組んでいました。
非営利団体「The Way of The Rain」での活動
特に2015年に設立された非営利団体「The Way of The Rain」では、地球保護を支援するための
独自のパフォーマンスを行いました。
絵画、音楽、ダンス、映画、光、言葉を融合させたパフォーマンスは、観客たちを圧倒。
ナレーションにはロバートさん自身も参加し、彼の優しい声が作品に温かみを加えていました。
二人はこの団体以外にも、多くの慈善イベントに参加。環境保護の大切さを訴え続け、
芸術を通して地球への想いを届けています。
環境保護活動もしていたとは驚きです。
映画スターとしての輝かしい功績だけでなく、地球や自然を守るために力を尽くしていたことに、
ますます尊敬の念を抱きます。
芸術と社会貢献の両方に心を傾ける姿勢は、私たちにも大切なことを教えてくれる気がしますね。
過去の結婚歴や離婚歴

出典:TBerry
ロバート・レッドフォードさんは、かつて歴史家のローラ・ヴァンワーゲネンさんと結婚していました。
二人は1957年、ロサンゼルスで出会います。
話していくうちに共通の趣味や価値観に自然と惹かれ合ったそうです。
翌年の1958年に結婚し、新婚生活をスタート。
その後も順風満帆な日々が続きましたが、1985年に二人は離婚。
離婚理由は公表されていません。
しかし、スキャンダルがなかったことから、互いの成長や価値観の違いによる自然な決断だったと
考えられます。
興味深いのは、離婚後もお互いに尊敬と友情を保っていたということ。
かつてのパートナーとしての絆を大切にし、互いの人生を応援し続けたのでしょう。
なおローラさんはその後2002年に外交官ジョージ・バリルと再婚しています。
このように、ロバート・レッドフォードの過去の結婚生活も、静かに成熟した愛情と尊敬に
包まれていたことがうかがえます。
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ロバートレッドフォードの子供たち
ロバート・レッドフォードには、前妻ローラ・ヴァン・ワーゲネンとの間に4人の子供がいます。
それでは順に見ていきましょう!
長男:スコット・アンソニー・レッドフォード
- 名前:スコット・アンソニー・レッドフォード
- 生年月:1959年9月
- 没年齢;生後2ヶ月半
長男・スコットさんはわずか2ヶ月半で乳幼児突然死症候群(SIDS)により、なくなりました。
この悲劇は家族に大きな衝撃をもたらしました。
ロバートさんは長い間、この悲劇について口を閉ざしていましたが、この経験を通して
家族の絆や日々の大切さを強く意識するようになったと言われています。
長女:ショーナ・レッドフォード

出典:Favebites
- 名前:ショーナ・レッドフォード
- 生年月:1960年11月
- 年齢:64歳(2025年9月現在)
- 職業:画家
ショーナさんは画家として活動しており、父・ロバートさんの影響で自然や風景をテーマにした作品を
手掛けています。
1983年に婚約者が同級生によって射殺されるという悲劇に遭遇しましたが、
その後ジャーナリストのエリック・シューナーと結婚。
2人の子どもをもうけ穏やかな家庭を築いています。
次男:デイビッド・ジェームズ・レッドフォード

出典:Marybarry
- 名前:デイビット・レッドフォード
- 生年月日:1962年5月5日
- 没年齢:58歳
- 学歴:ノースウェスタン大学卒
- 職業:ドキュメンタリー映画製作者・環境活動家
デイビッドさんは原発性硬化性胆管炎という自己免疫疾患を患い、2度の肝臓移植を経験。
その後、「ジェームズ・レッドフォード移植意識研究所」を設立し、臓器提供の重要性を
広める活動に取り組みました。
2020年10月16日、58歳で胆管がんにより亡くなりました。
- 名前:エイミー・レッドフォード
- 生年月日:1970年10月22日
- 年齢:54歳(2025年9月現在)
- 学歴:サンフランシスコ州立大学・コロラド大学
- 職業:女優・監督・プロデューサー
エイミーさんは大学で演劇を学んだことから、女優・監督・プロデューサーとして活躍。
出演作品としては、2008年公開の『サンシャイン・クリーニング』ではヘザー役を演じ、
複雑な感情を持つキャラクターを見事に表現しました。
出典:映画.com
現在は、スキー選手スパイダー・サビッチの人生を描くドキュメンタリーを制作中です。
まとめ
ロバート・レッドフォードさんの人生は、映画の輝きだけで語れるものではありません。
スクリーンで見せたカッコよさや演技の才能はもちろん、多くの人々の心を打ちましたが、
家族との日々、愛する人たちとの関係もまた、彼の人生の大きな物語でした。
妻シビルさんとの穏やかな愛、前妻との間に生まれた子どもたちが経験した悲しみや挑戦──
それらを乗り越えながらも互いを思いやる姿勢は、映画以上に深い感動を与えてくれます。
ロバートさんが残したのは、名作映画だけでなく、愛と家族、そして人生を大切に生きることの尊さ。
その軌跡は、これからも多くの人の心に静かに、しかし確かに生き続けることでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。




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