テレビやスーパーなどでよく耳にする牛肉の部位。
聞いたことあるけど、意外とどこの部位なのかわからない人も多いのでは・・・?
今回は牛肉の部位が果たしてどのあたりを指すのかについて紹介したいと思います。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
よく聞く牛肉の部位①:カルビ
焼肉をするとき、おそらく大多数の方が食べるのではないでしょうか。
定番中の定番ですよね。
カルビは韓国語でアバラを意味しています。
なので日本でいうバラ肉にあたります。もしかしたらバラ肉のバラはアバラの略だというのを
初めて知ったという方も多いかもしれません。
ちなみに日本ではカルビと言ったら牛肉のバラ肉を指しますが、
韓国では牛以外の鳥や豚のバラ肉のこともカルビと言ったりします。
カルビは大きく分けると肩バラとトモバラに分類することができ、
さらにトモバラは外側にある外バラと内側にある中バラに分けることができるんですね。
カルビの中でも特においしいとされる三角バラは字のごとく、
三角の形をしたバラ肉であり、焼肉屋さんでは極上カルビなどと言ったりもします。
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よく聞く牛肉の部位②サーロイン
サーロインはロースの一部で、お尻の近くにあります。
おいしさは牛肉の中で、トップクラスを誇るとか。
あまり動かさない部分であり、筋肉が少量なので、やわらかく、
びっしり霜降りがあります。
またどんな焼き加減でもおいしく食べられる優秀な部位。
名前の由来として、イギリスの国王ヘンリー8世にロイン(腰の肉)をふるまったところ、
大変おいしいと称賛され、サー(sir)というナイトの称号を与えられたところから、
サーロインと名づけられました。
調理するポイントとして、ステーキにする場合、1センチ以上となるように、
厚く切れば、肉汁が逃げないので、うまさ抜群!
よく聞く牛肉の部位③ヒレ(フィレ)
ヒレはサーロインの内側にあり、腰椎という骨に沿って付着している肉で、
あまり動かさない部分な為やわらかいです。フィレとも言ったりします。
またヒレの中央部にあるものをシャトーブリアンといい、
この名前は一説によると、フランスの政治家フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンが
よく好んで食べていたことにちなんでこのように名づけられました。
おいしく調理するポイントとして、
あんまり焼きすぎてしまうと、たんぱく質が固まって、硬くなってしまうので、
注意しましょう。
[adsense]よく聞く牛肉の部位④ロース
ロースとは肩から腰あたりにかけて位置します。
大きく分けると肩ロースとリブロースとサーロインに分類することができます。
特にリブロースはヒレ、サーロインにつぐ最高級をほこる肉の部位。
色が美しく、霜降りができやすいのが特徴。
きめが細かく肉の質が大変よいので、
ローストビーフやステーキなどといった料理に使用するといいでしょう。
調理する際のポイントとして、ステーキにする際は、30分前には冷蔵庫から出し、
室内の温度とできるだけあわせることでおいしくしあがります。
よく聞く牛肉の部位⑤ハラミ
ハラミとは横隔膜にある肉の部位で、やわらかく、ほどよく脂肪がついてるので、
焼肉にはもってこいです。
またカロリーが低いため、ダイエットしてる人には、おすすめの部位。
秋が旬の梨と一緒に食べると肉がやわらかくなって、肉の消化をたすけてくれます。
調理する際のポイントとして、赤みを包む皮を取り除いてから切りましょう。
よく聞く牛肉の部位⑥ハツ
ハツとは勘がいいひとはすでに分かったと思いますが、ハートがなまったもので、
つまり心臓のこと。
大きいものではなんと人間の頭ぐらいのサイズもあるとか。
においが比較的わずかなので、食べやすい。
ハツは筋繊維がびっしりあるため、こりこりっとした食感です。
貧血や不眠症の人にはおすすめの部位です。
調理する際のポイントとして、熱を加えすぎると、硬くなっておいしくなくなってしまうので、
注意しましょう。
よく聞く牛肉の部位⑦ザブトン
ザブトンは肩ロースの一部であり、あばら骨側にあります。
その名の通り、切り取った形が座るときに使う座布団に形が似ていることから名づけられました。
牛一頭あたり3~4キロしかとれないほどの希少部位であり、そのおいしさは格別。
くせがないため食べやすくやわらかいので、ほっぺたが落ちます。
値段はA5ランクだとおよそ2000円!
強火で両面を軽く焼いて、あまり火を通さないことが重要。
タレにはワサビや塩を使用して食べるとますますおいしくなります。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は肉の部位について紹介しました。
まとめると以下の通りです。
①カルビはアバラ。
②サーロインはロースの一部であるお尻の近く。
③ヒレ(フィレ)はサーロインの一部であり、腰椎に付着している
④ロースは肩から腰のあたり。
⑤ハラミは横隔膜。
⑥ハツは心臓。
⑦ザブトンは肩ロースの一部でありあばら骨側。
これ以外にもまだあるので、
興味がある方はもしよろしかったら、ほかにも調べてみるのもいいですね。
いつも食べてる肉の部位ではなく、たまには違った部位を食べてみるのもいいかもしれません。
こんなにおいしかったなんてという驚きと新たな発見があるかも!
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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