【写真付き】ハシビロコウに似てる鳥5選!見分け方と特徴を徹底解説!

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ハシビロコウ 動物

独特な風貌とじっと動かない姿が魅力のハシビロコウ。

見る人を惹きつける不思議な鳥ですよね。

 

そんなハシビロコウにそっくりな鳥がいることをご存知でしょうか?

 

この記事では、ハシビロコウに似た鳥を5種類、写真付きでわかりやすく紹介します。

特徴や見分け方も丁寧に解説し、野鳥観察や動物園巡りがもっと楽しくなる情報をお届けします。

 

最後まで読めば、きっと新しい驚きや発見に出会えるでしょう。

 

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ハシビロコウってどんな鳥?動かないけど存在感バツグン!

ハシビロコウに似ている鳥をご紹介する前に、そもそもハシビロコウのことを
ご存じない方もいるかもしれません。

 

そこで、まずはハシビロコウの特徴を3つに分けて簡単にご紹介します。

 

1. アフリカの湿地に住む珍しい大型鳥

 

ハシビロコウ

 

ハシビロコウはアフリカの湿地に生息する珍しい大型の鳥です。

 

ハシビロコウが羽を広げる姿

 

 

 

体長は1メートルを超え、翼を広げるとなんと2メートル以上にもなります!

 

2. 大きなくちばしと「動かない鳥」としての独特な狩りスタイル

特徴的なのは、まるで木槌のように幅広くて大きなくちばし。これで魚を捕まえます。

また、何時間もじっと動かず獲物を狙う姿が「動かない鳥」として有名で、
その無表情な顔もSNSでも話題です!

 

 

 

3. 世界で唯一の種類!日本の動物園でも人気

ハシビロコウは「ハシビロコウ科」に属する唯一の鳥で、世界に一種類だけ存在します。

日本の動物園でも見ることができ、その独特な雰囲気に魅了される人続出中です!

 

 

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ハシビロコウに似てる鳥① ハゲコウ

ハゲコウ

出典:Wikipedia

ハゲコウは、アフリカの湿地帯やサバンナに生息する大型の鳥で、大柄な体つきと鋭い目つきが、
ハシビロコウにどこか似ているといわれます。

 

 

最大の特徴は名前の通り、頭部と首にほとんど羽毛がなく、皮膚がむき出しになっていること。
これは、腐った肉を食べる際に羽が汚れにくくしたための進化と考えられています。

 

 

ハゲコウが羽を広げてる姿

出典:平川動物公園

 

体長は120〜150cmほどで、翼を広げるとなんと2.5m以上になることも!
くちばしはやや下に曲がった鋭い形で、黒と白のはっきりとした羽色も目を引きます。

一方ハシビロコウは、灰色がかった羽に短く整った冠羽を持ち、
顔つきは無表情で独特の威圧感があります。
ちばしは幅広く厚みのある独特な形状で、獲物をがっちりと捕らえる構造です。

また、ハゲコウは空を悠々と飛び回りますが、
ハシビロコウはじっと動かずにタイミングを見計らう「静の狩人」。

この動きの違いも大きな見分けポイントです。

 

ハシビロコウに似てる鳥② コウノトリ

コウノトリ

 

「コウノトリって、あの“赤ちゃんを運ぶ鳥”でしょ?」

そう思った方も多いかもしれません。

実はこのコウノトリ、ハシビロコウと同じく水辺にすむ大型の鳥として比較されることがあります。

 

全身の白い羽と黒い翼、赤くて細長いくちばしと脚が特徴。

スマートな体型で、空を力強く優雅に飛ぶ姿はとても印象的です。

 

 

 

 

ただ、行動パターンには大きな違いがあります。

 

コウノトリが飛んでる姿

 

コウノトリは活発に飛び回る行動派なのに対し、

ハシビロコウは時間も動かずに獲物を待つ慎重派

 

また、くちばしにも違いが見られます。

コウノトリはくてまっすぐな鋭いくちばし

ハシビロコウは幅広で先端がフック状になったくちばしをもち、獲物をがっちりと押さえる構造です。

 

ハシビロコウに似てる鳥③ アオサギ

アオサギ

 

アオサギは、日本全国の川や湖沼などで見られる大型のサギ類で、
青みがかった灰色の羽と細長い首が特徴的。

ハシビロコウと同じく水辺に住み、魚を主食とするため、
見た目が少し似ていると感じる人もいます。

しかし、アオサギは首をS字に折りたたみながら歩き、俊敏に動いて狩りをするなど、
行動スタイルはかなり異なります。体つきもよりスリムで軽やか。

 

くちばしは細く鋭く、対象を素早く突いて捕らえるのに適した形。
対するハシビロコウのくちばしは、厚みと横幅のある重厚な形状で、
一撃で獲物を押さえ込む力強さを持っています。

色合いも、アオサギは青みのある灰色、ハシビロコウはやや鈍い灰色で落ち着いた印象です。

ハシビロコウに似てる鳥④ モモイロペリカン

モモイロペリカン

 

モモイロペリカンは、淡いピンク色の美しい羽と大きなくちばしが目を引く、大型の水鳥です。

 

アフリカや中東、東ヨーロッパなどに分布しており、
くちばしが大きく目立つという点でハシビロコウと比較されることがあります。

決定的な違いは狩りのスタイルです。

モモイロペリカンのくちばしには、きな喉袋(のどぶくろ)があり、
喉袋を膨らませながら飲み込むというユニークなスタイルを持っています。
動きも軽快で、泳ぎや飛行も得意な活発な性格。

 

 

 

一方ハシビロコウは、動かないことで知られる静かなハンター。

くちばしの使い方も、大きく異なり、
ペリカンはすくい、ハシビロコウはしっかりとつかみます。

 

ハシビロコウに似てる鳥⑤ クロトキ

クロトキ

出典:Wikipedia

 

クロトキは、黒光りする羽毛と細長い体型が特徴的なトキの一種。
光の加減で紫や緑に光る美しい羽色は、他の鳥にはない魅力があります。

 

 

クロトキのくちばしのクローズアップ写真

 

くちばしは細長く湾曲しており、泥の中から餌を探し出すのに最適な形。
ハシビロコウのような分厚く存在感のあるくちばしとは大きく異なります。

動きも軽やかで活発。スマートで機敏なクロトキと、
がっしりとした体でじっと動かないハシビロコウでは、全体の印象もまったく違います。

両者はともに水辺に住む大型の鳥ですが、羽色、体型、くちばしの形、
行動スタイルといった点でしっかり見分けることができます。

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ハシビロコウと似てる鳥のまとめ

今回はハシビロコウと似てる鳥についてまとめました。

 

ハシビロコウに似た大型の鳥たちは、見た目が似ていますが、
くちばしの形や羽の色、体型、動き方で区別できます。

  • ハゲコウ:頭が禿げて黒白ツートン。飛ぶのが得意。

  • コウノトリ:白黒の羽に赤いくちばしと脚。活発に飛ぶ。

  • アオサギ:青灰色で細長い体。素早く動く。

  • モモイロペリカン:鮮やかなピンク色。大きなくちばしと喉袋。

  • クロトキ:黒光りする羽、細長い湾曲したくちばし。動きは軽快。

 

対してハシビロコウは、灰色のずんぐり体型、幅広く重たいくちばし、
そしてじっと獲物を待つ静かな狩人
です。

これらの特徴を押さえれば、似ている鳥も見分けやすくなりますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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