2025年7月22日放送の『徹子の部屋』に、絵本作家・鈴木のりたけさんが初出演!
『大ピンチずかん』の大ヒットで注目を集め、
ユニークな発想と温かな視点で多くの親子を魅了してきた鈴木さん。
「鈴木のりたけさんってどんな人?」「どうやって絵本作家になったの?」
そんな疑問に応えるべく、静岡で育ち、
新幹線の運転士から絵本作家へ転身した経歴や家族のエピソードを詳しくご紹介します。
【基本プロフィール】鈴木のりたけってどんな人?
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名前:鈴木 のりたけ
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生年月日:1975年7月(50歳・2025年7月現在)
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出身地:静岡県浜松市
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最終学歴:一橋大学 社会学部 卒業
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職歴:JR東海(新幹線運転士研修経験あり)→デザイン会社勤務→絵本作家へ
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絵本デビュー:2008年『ケチャップマン』
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代表作:
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『ぼくのトイレ』(日本絵本賞読者賞)
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『しごとば』シリーズ
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『大ピンチずかん』など
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家族構成:妻・2男1女の父
創作好きだった少年時代から、一橋大学へ
浜松で育った鈴木さんは、創作が大好きな子どもでした。
日曜大工が得意だった父の影響で、庭の鳥小屋や池づくりを見て育ち、
自分でも手を動かす楽しさを学んだといいます。
中学ではテニス部で全国大会に出場、生徒会長も務めた努力家の一面も。
高校時代には文化祭で“全身タイツ姿”の「タイツマン」になって話題を呼ぶなど、
遊び心と表現欲が育ちました。
そして一浪の末、希望していた一橋大学へ進学。
社会学を学びながら、心の中では「絵を描くこと」や「表現したい気持ち」が
静かに育っていたと語っています。
【異色の転身】新幹線運転士から絵本作家へ
大学卒業後はJR東海に就職。研修では新幹線の運転席にも座りました。
ですが、命を預かる仕事の重さに「本当に自分がやりたいことなのか?」と悩み、わずか2年で退職。
その後は建築やグラフィックデザインの仕事に携わり、ものづくりへの情熱を再確認します。
この頃、趣味で描いていたキャラクター「ケチャップマン」が、彼の中で形になっていきました。
そして2008年、念願の絵本作家デビュー。
「自分の描いたもので人が笑ってくれる」——その喜びが、第二の人生の始まりになったのです。
【子育て目線の絵本づくり】ヒット作にこめた思い
『しごとば』シリーズでは、自身の経験や実際の職場を取材し、
リアルな描写で“働く大人”の魅力を描きました。
そして大ブレイクを果たしたのが、2021年の『大ピンチずかん』。
きっかけは、次男が牛乳をこぼしてフリーズした“あの瞬間”。
「これはピンチだ!」と慌てる子どもの気持ちをユーモラスに描き、「あるある!」と共感の声が多数。
大人も笑えて、子どもは夢中になる、そんな唯一無二の絵本が生まれました。
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創作のヒントは、家族との日常に
鈴木さんの作品は、家族との日々がベースになっています。
こぼした牛乳、ごっこ遊び、寝る前のボードゲーム——何気ない一瞬が、物語の種になるのです。
3人の子どもたちは現在フリースクールに通っており、
「マニュアルにとらわれず、自分たちらしい子育てを」と語ります。
この柔軟さが、作品にもにじみ出ているのかもしれません。
最新作&今後の活動予定!
『ぼくのいえ』(2025年7月17日発売)
大人気「ぼくの」シリーズ最新作!
“空想の家”をテーマにした夢いっぱいの世界で、子どもの想像力が大きく広がります。
家族で読み聞かせすれば、親子の会話が弾み、子どもの表現力や発想力も自然に育つでしょう。
何度も読み返したくなる、心温まる一冊です。
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『大ピンチずかん3』(2025年4月発売)
シリーズ累計ミリオン目前の話題作!
日常の“ピンチ”をユーモアたっぷりに描き、子どもも大人も一緒に大笑いできます。
子どもの失敗に対する寛容さや前向きな気持ちが育ち、親子の絆が深まること間違いなし。
笑いながら学べる、家族の必携本です。
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『たれてる』(2024年10月発売予定)
何気ない“たれてるチョコ”に思わずクスッと笑える癒しの一冊。
読み聞かせやプレゼントにもぴったりで、
親子の楽しいコミュニケーションのきっかけになります。
大人も思わず見入る繊細な描写は、日常の小さな幸せを再発見させてくれます。
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「大ピンチ展!」(2025年10月スタート)
絵本の“ピンチ”を体験できる全国巡回の展覧会。
実際に絵本の世界に飛び込み、家族で楽しく笑い合う体験ができます。
子どもの好奇心を刺激し、親子の思い出づくりにもぴったりのイベントですよ😊
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鈴木のりたけの経歴まとめ
新幹線運転士、グラフィックデザイナー、そして絵本作家。
どれもまったく違うようで、すべてが今の作品につながっています。
子どもの「あるある」や、日常の“ズレた視点”を、やさしく、ユーモラスに描く絵本たち。
そこには、「自分が面白いと思うことを大切にする」という変わらぬ信念があります。
鈴木さんが届ける絵本は、きっとこれからも、
私たちの“なんでもない日常”にそっと笑いと気づきをくれるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日の「ピンチ」や「あるある」も、明日の名作になるかもしれません——。
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