ハリウッドを彩った名女優オリビア・ハッセー。
華やかなキャリアだけでなく、彼女の私生活もまた波乱に満ちていました。
若き日の恋、音楽や映画界のスターたちとの結婚、そして人生のパートナーたちとの愛と別れ──。
今回は、オリビアが歩んだ三度の結婚と、そこに隠された知られざるエピソードをたどります。
オリビアハッセーの最初の旦那
プロフィール
出典:TheCityCeleb
- 名前:ディーン・ポール・マーティン
- 生年月日:1951年11月17日
- 没年齢:35歳
- 職業:俳優・歌手
ハリウッドのスター家系に生まれたディーン・ポール・マーティンさん
父は伝説的エンターテイナー、ディーン・マーティンさんです。
少年時代から注目を集めた彼は、13歳でポップグループ「ディノ、デジ&ビリー」に参加。
「I’m a fool」で全米17位のヒットを記録しました。
大人になると映画の世界へも挑戦。
1979年の『プレイヤーズ』ではプロテニス選手役に抜擢。
ゴールデングローブ賞の新人男優賞にノミネートされました。
実はテニスの腕前も本格派で、なんとウィンブルドン予選に挑んだほど。
さらに彼には軍人としての顔もあり、カリフォルニア空軍州兵でF-4ファントム戦闘機を操縦するなど、
多才で努力家の一面も持っていました。
しかし1987年、訓練中の事故でわずか35歳の若さで亡くなります。
音楽、映画、テニス、軍人──短くも濃密な人生でした。
運命の出会いと愛の行方
映画『ロミオとジュリエット』で世界中を魅了していたオリビアさんに、ディーンさんは
スクリーン越しに一目惚れ。「いつか彼女と結婚する」と周囲に語っていたそうです。
数年後、アメリカ・ビバリーヒルズで開かれたチャリティーパーティーで、
ついに2人は運命的な出会いを果たします──
出会いをきっかけに交際をスタートさせた2人は、急速に愛を育んでいきました。
そして迎えた運命の日ーー1971年4月17日。
ラスベガスの小さなチャペルで、2人は永遠の愛を誓い合いました。
この日はオリビアさんの誕生日。実は結婚記念日を絶対忘れないようにと
あえてこの日を選んだそうです。
ディーンさんが、オリビアさんとの結婚を周囲に宣言していたとは驚きです。
そして、なんとその夢を本当に現実にしてしまうとは――!
まるで映画のワンシーンのような、運命的でドラマチックなラブストーリーですね。
そして1973年には息子アレクサンダー・ガンター・マーティンが誕生。
華やかなキャリアと幸せな家庭を築き、公私共に輝く日々を送っていた2人でした。
しかし、結婚から7年後の1978年に離婚という決断を下します。
離婚理由は明らかになっていませんが、若くして出会い、成長を重ねる中で
価値観の違いが大きくなっていったことが一因とされています。
それでも別れた後も2人はお互いに尊敬し合い、
良好な関係を維持しました。
まさかディーンさんがオリビアさんと結婚を宣言していたとは驚きです。
そして本当に結婚してしまうとは
2番目の夫:布施明
プロフィール
- 名前:布施明
- 生年月日:1947年12月18日
- 年齢:78歳(2025年10月現在)
- 職業:歌手・俳優
布施さんは1965年に「君に涙とほほえみを」でレコードデビュー。
その後も「愛は不死鳥」などのヒット曲を持つ国民的歌手としての地位を確立しました。
1975年には「シクラメンのかほり」で日本レコード大賞を受賞。
さらにNHK紅白歌合戦にも多く出場しており、その美しい声とパフォーマン
スで多くのファンを魅了しています。
布施明さんの歌声は、力強い声量と感情のこもった表現で、聴く人の心を一瞬で引き込む魅力が
あります。
低音の深みから高音の透き通る響きまで、すべてが圧巻。
オリビア・ハッセーが彼の歌声に魅了されたのも納得の、まさに圧倒的な歌唱力ですね。
また音楽活動だけでなく、俳優としても映画やテレビドラマに出演するなど、
多彩な才能を持っています。
布施さんの音楽スタイルは多岐にわたり、ジャズにも挑戦していることが特徴です。
2025年にはデビュー60周年を迎える予定で、記念コンサートや特集番組が予定されています。
歌声に魅せられた恋の結末
二人の出会いは、1979年に行われたカネボウ化粧品のコマーシャルが
きっかけでした。
布施さんが歌うキャンペーンソング「君は薔薇より美しい」に
オリビアさんが出演。
オリビアさんは布施さんの歌声に魅了され、交際に発展します。
1980年2月18日、二人はアメリカ・マイアミでヒンズー教式の結婚式を挙げ、
その後、ロサンゼルスでも式を行いました。
出典:インスタグラム
3年後には息子マクシミリアンが誕生。
しかし、幸せな日々は長く続かず・・・。
布施さんが日本で歌手活動に専念する間、オリビアさんはアメリカに残り、
物理的な距離が二人の心にも影を落とします。
広い家で一人過ごす孤独感が、少しずつ関係に影響を与えていったといいます。
さらにオリビアさんが15歳年下の男性歌手と浮気をしたことが発覚。
この出来事が二人の間に決定的な溝を生みました。
加えて、双方がエンターテイメント業界で多忙を極め、互いに支え合うことが難しかったことも、
離婚の背景にありました。
こうして二人は1989年に離婚。布施さんはオリビアさんに3億円もの慰謝料を支払ったとのこと。
その後、布施さんは歌手・森川由加里さんと再婚し、新たな人生を歩むことになりました。
3番目の旦那:デイビッド・グレン・アイズレー
プロフィール
名前:デイビッド・グレイ・アイズレー
生年月日:1952年9月5日
年齢:73歳(2025年9月現在)
職業:ミュージシャン・ソングライター・俳優
デイビッドグレンアイズレーさんは往年のアメリカ俳優・アンソニー・アイズレー
の息子として生まれました。
ハードロックやヘヴィメタルを中心として「ジューリア」や「ダーティ・ホワイト・ボーイ」といったバンドのリードボーカルとして活躍。
1985年にリリーズした「call to the heart」でビルボードのホット100チャートで15位を記録。
さらにアニメ「スポンジボブ」のエピソード「Band Geeks」では
「Sweet Victory」の歌唱を担当しました。
ハスキーボイスで力強く、卓越した歌唱力を持つデイビッドさんの歌声。
聴けば聴くほど心を揺さぶられ、オリビアさんが夢中になった理由が手に取るようにわかります。
また俳優としても知られ、若者たちの生活や人間関係を描いた「ビバリーヒルズ高校白書」では
重要な役割を果たし、視聴者に強い印象を残しました。
そしてデイビットさんは現在も音楽活動を続けており、自宅の録音スタジオで新しい楽曲の制作に
取り組んでいます。
ロサンゼルスで運命の出会い──愛と友情で紡いだ35年の結婚生活
二人が出会ったのは、ロサンゼルスのレストランでした。
オリビアさんはデイビッドさんの音楽に心を奪われ、少しずつ親しい関係へと発展していきます。
1991年、二人は晴れて夫婦に。
2年後の1993年には、娘インディア・アイズリーさんが誕生しました。
お互いを支え合いながら温かい家庭を築き、オリビアさんは女優としてのキャリアと家庭を両立させ、
充実した日々を送っていました。
デイビッドさんは、オリビアさんとの結婚生活を「35年間の貴重な友情」と語り、
彼女の存在がいかに大きなものであったかを感謝の言葉で綴っています。
母親として、そして人生のパートナーとして深く敬愛していたオリビアさん。
彼は彼女の死後も、その思い出を大切にし、愛情とともに遺産を受け継いでいくことを誓っています。
まとめ:
スクリーンの輝きだけでなく、私生活でも波乱に満ちていたオリビア・ハッセー。
若き日の初恋から、音楽や映画界のスターたちとの結婚、そして長く続いた友情のような結婚まで――。
- オリビアハッセーの最初の旦那はディーン・ポール・マーティン(俳優・歌手)
- 2番目の旦那は布施明(歌手・俳優)
- 3番目の旦那はデイヴィッド・グレン・アイズレー(ミュージシャン・俳優など)
それぞれの出会いと別れが、オリビアさんをより魅力的で深みのある女性にしていきました。
愛と別れ、喜びと切なさ──すべてが彼女の特別な物語として、スクリーンの向こうだけでなく
私たちの心にも刻まれています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
オリビアハッセーさんの子供について詳しくはこちら↓
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