錦織圭、大阪なおみ、ジョコビッチ・・・
この人たちがしているスポーツと言えば、いうまでもなくテニスですね。
長くラリーが続き、ナイスショットが連発すると、非常にワクワクさせられます。
そんなテニスですが、テニスの実況やニュースを見ていると、
グランドスラムを制覇しましたなどと司会者やアナウンサーが言ってるのを、
聞いた事があるかと思います。実はその由来にはみなさんも知っている遊びの
ある用語が関係していたんですね。
そこで今回はテニスのグランドスラムの意味や由来、テニス界での世界初のグランドスラム優勝者について紹介したいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そもそもグランドスラムの意味とは何か?
グランドスラムとはテニス連盟が制定した全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドン選手権、
全米オープンの4つの大会のことをいったもの、あるいはそれらを全て制覇することをいうんですね。
この言葉を使ったパターンが2つあり、1つは、グランドスラムで勝つといった場合には、4つの大会のうちどれかで優勝することを言うんですね。
2つ目はグランドスラムを制覇するといった場合には、4つの大会すべて優勝するといった意味に
なるんです。言い方によって意味が異なりますので、しっかりと覚えておきましょう。
ちなみに年間グランドスラムというのもあり、これは1年のうちに4つの大会すべてにおいて、
優勝することをいうもので、これまでにシングルスでは男女合わせて、5人、
ダブルスにおいては、同一ペアでは3組しか存在しないんだとか。
いかに達成することが難しいことがうかがえます。
[adsense]グランドスラムの由来とはいったいなにか?
本題に入ります。
テニスやゴルフなどといったところで使われることの多いグランドスラム。
その由来とはいったい何だと思いますか。実はスポーツとは全く関係がない
みなさんおなじみのあるゲームの用語が由来だったんです。
そのあるものとは、トランプ用語が由来となっているんですね。
ペアになって手持ちのカードから強いカードをだして勝敗を競うコントラクトブリッジ(通称ブリッジ)というゲームで、このゲームで全勝することをグランドスラムと言うんです。
スラム(slam)という意味は、窓や戸をバタンと閉めるといった意味で、かの有名なバスケットを題材とした漫画であるスラムダンクもこの意味にならって、
ボールを力強くリングにたたきつけるように入れることをいったものなんですね。
それが派生してずば抜けた力をみせるというニュアンスも含み、後ろの語を強調させるgrandと結びついたことで、さらに強大なものとなり、いつしか
トランプ用語として使用されることとなり、のちに、テニスやゴルフでも使われるようになったというわけなんですね。
世界初のテニスのグランスラム優勝者は誰か?
上記ではグランドスラムの意味や由来を述べてきましたが、
テニス界において世界初のグランドスラム優勝者はいったい誰だったのでしょうか。
その人の名は、スペンサーゴア。
イングランド出身で彼はもともと測量技師の仕事をしていたのですが、
さまざまなスポーツにおいて、ずば抜けてスキルが高く、テニスプレイヤーとして初めて、
第1回ウインブルドン選手権で世界初となるグランドスラムで優勝することとなったのでした。
ちなみにクリケットにおいて抜群の腕をもちあわせていたんだそう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はテニスのグランドスラムの意味や由来、世界初のグランドスラム優勝者について
紹介しました。
グランドスラムと言う言葉がまさかトランプ用語だったとは、
まさか思いもよらなかったという方も多いのではないでしょうか。
言葉の由来をたどっていくと、思いもしなかったものとむすびつくことがあるから、
非常に面白いですね。元の意味がわかると、すーっと頭に入ってより理解が深まります。
なのでみなさんもよろしかったら、
是非日常で使われているほかの言葉の元々の意味をたどってみることをおすすめします。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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