南国フルーツの代表格であるパイナップル。
甘くて酸味があっておいしく、スーパーなどでは毎日のように売られていますね。
みなさんも好きな方が多いのではないでしょうか。
僕自身もパイナップル果物そのものだけでなくアイスやジュースも買ってしまうほど、パイナップルは大好きです。
そんなパイナップルですが、パイナップルはよくカタカナで表記されてるのは、
言うまでもないですが、漢字ではどう書くんだろう?と
思ったことはないでしょうか。
そこで今回はパイナップルは漢字ではどう書くのかについて、
紹介したいと思います。
またパイナップルにまつわる豆知識も紹介しますので、
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
パイナップルは漢字ではどう書くのか?
みなさんおなじみの果物であるパイナップル。難読漢字になっているように
読んだり、書いたりできる方は少ないんですね。なのでこれを機にしっかりと
覚えて人よりも賢くなっちゃいましょう!
パイナップルの漢字には次の二通りがあります。
鳳梨
まずこちら。鳳凰の鳳に果物の梨と書いて、パイナップルと読みます。
パイナップル以外のこの漢字の読み方としては、
ほうりとも読み、台湾語ではオンライと読みます。
台湾ではパイナップルは非常に縁起がいいものとされており、
前祝いとして試験に合格するように送ったり、うまくいくように、
何か事業を始める人に送ったりしているんだそう。
また先祖の供養として欠くことのできないものであり、お供え物として使用されているんですね。
ちなみに鳳梨の漢字の由来ですが、これは、赤っぽいパイナップルの皮、黄色くてきれいな果肉、そして、鮮やかな緑の葉がまるで伝説上の生き物である
鳳凰の尾羽のようにみえることから、このような漢字になったんだそう。
菠蘿
つづいてこちら。こちらの漢字はあまり見慣れないかもしれません。
菠薐草(ほうれんそう)の菠に、蘿蔔(すずしろ)の蘿と書いて、
パイナップルと読みます。
パイナップル以外の読み方として、はら、またはポーロと読むんですね。
もしかしたら、香港に行った事がある方なら、香港名物のパンである
菠蘿包(ポーローパーウ)
でこの字を見たことある方がいるかもしれません。
上記の写真のように、日本のメロンパンそっくりなパンで、サクサクとした食感が楽しめるんだそう。
一度香港を訪れたらぜひ食べてみたい一品ですね。
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豆知識①:パイナップルを食べると舌が痛くなるのは?
ここでパイナップルにまつわる豆知識を2つ紹介します。
パイナップルを食べていると、少量では何の問題ないのですが、
いっぱい食べると、舌がピリピリと痛くなった経験はないでしょうか。
僕もパイナップルが大好きなので、
このことを経験したことがあり、なんでだろうと思っていました。
ではいったいなぜ、舌がピリピリするのかと言いますと、
実はパイナップルに含まれている酵素が影響していたんですね。
パイナップルにはブロメラインというたんぱく質を分解する酵素が
含有されているのですが、
酢豚にもよくパイナップルが使われているように、タンパク質を分解して、
肉を柔らかくする働きを持っているんです。
そして人間の舌も、だ液に含有されているタンパク質によって、
包みこまれているのですが、パイナップルを食べると、
上記で説明したようにタンパク質を分解してしまうんです。
その結果、包みこんでいた膜が消えてしまい、刺激をもろに受ける形となり、
パイナップルの酸で、ピリピリするというわけなんです。
豆知識②:パイナップルゼリーが作れないのはなぜ?
パイナップルにまつわる豆知識をもう一つ紹介します。
みなさんはみかんぜりーやぶどうゼリーなどを作って食べたことがあっても、
パイナップルゼリーを作ろうとしたら、固まらなかった経験はないでしょうか。
実は固まらないのはちゃんとした理由があったんです!
その理由とは、こちらもパイナップルに含まれる酵素が作用しているんですね。
ゼリーは動物性たんぱく質が含まれているので、温度を上下させることによって、
溶けたり、固まったりします。
しかしパイナップルにはアクチニジンというたんぱく質を分解してしまう酵素が
多量に含まれているので、固める役割をもつたんぱく質が
意味をなさなくなってしまうんです。
そういうわけで、ゼラチンでパイナップルゼリー作ろうとしても、
作れないというわけなんですね。キウイなんかも同じ理由です。
ちなみにスーパーやコンビニで、たまに、パイナップルゼリーが
売られていますが、あれはゼラチンではなく、寒天を使用しているので、
ちゃんと固めることができるんだそう。
以上パイナップルにまつわる豆知識でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はパイナップルの漢字はどう書くのかについてと、
パイナップルにまつわる豆知識を紹介しました。
カタカナで表記されていることが多いため、初めて知った!という方も、
多いのではないでしょうか。僕も漢字が好きなので、鳳梨という字は知っていましたが、もう一つの菠蘿という字は初めて知ったので、すごく勉強になりました。
また豆知識の舌がピリピリする理由もわかったので、非常にスッキリしました。
今までわからなかったことが、こういうことだったのか!と、
わかった瞬間ってすごく気持ちがいいですよね。
これからも、
そういった気持ちをみなさんに味わってもらえるように頑張ります!
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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