秋の七草の名前あなたは全部言える?知って賢くなろう!

秋の七草 風習の雑学

せり、なずな、ごぎょう・・・。

子供の頃、何度も唱えながら、暗記した方も多いのではないでしょうか。

これらは春の七草の一部で、毎年1月7日になると、七草がゆとして、

食べたりしますね。決して豪勢ではありませんが、おいしいです。

 

そんな七草ですが、春の七草はよく知られていますが、秋の七草はなんであるのかと聞かれると、答えられない方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回は秋の七草の名前について紹介したいと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

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秋の七草の種類とは?

みなさんおなじみである春の七草。これらは食べられる植物であるのに対して、

秋の七草は一般的に食べられない植物なんです!

それではいったいどんな種類があるか、順にみていきましょう。

 

尾花(おばな)

すすき

まずこちら。あまり聞きなじみがないかもしれません。動物の尾っぽに見えることから、その名がつけられました。別名をススキと言い、

十五夜のお月見の際に飾ることで有名な植物ですね。

また萱(かや)とも言い、ススキは耐水性があるので、

屋根づくりにはもってこいの材料ということでかやぶき屋根に利用されています。

ちなみにススキは花が咲かないイメージがあると思いますが、実は小さい花が咲いており、しばらくすると綿毛をつけた種子へと変貌するんですね。その花の写真がこちら!

ススキの花出典:宮野真有のブログ

 

 

女郎花(おみなえし)

おみなえし

 

こちらは聞いたことある方も多いのではないでしょうか。秋の七草のひとつに数えられる植物で、この植物と似たような感じの男郎花(おとこえし)にちなみ、かつ

全体的に優しい雰囲気を漂わせているということでおみなえしと言われるようになったんだとか。またかつて、女郎花ではなく敗醤という字を当てており、

この花を部屋に飾っておくと、やがて醤油が腐敗したような臭いがするということでこの名前になったんだそう。

桔梗(ききょう)

ききょう

桔梗は秋の七草であることから、秋の花のイメージと思いきや、実際の開花の時期は、

夏から初秋にかけての6月の中旬から9月頃なんです。

 

日本のみならず、朝鮮半島や中国などにも分布しており、

咳を鎮めたり、痰を切る作用があるので、古くから生薬や漢方薬として

利用されてきました。また加藤清正や明智光秀と言った武将の家紋にも使用され、

ています。

ちなみに桔梗は実は絶滅危惧種に指定されており、その存在が危ぶまれているんですね。

葛(くず)

くず

 

葛は大和国(現在の奈良県)の吉野川上流に位置していた国栖(くず)というところで、かつて葛粉が名産であり、

そこに住んでいた人が葛を売り歩いてたことにちなみ、いつしか葛となったと言われています。

 

葛の根は葛切りやくずもちの原料である葛粉に使用されており、

また解熱鎮痛作用があることで知られる漢方薬の葛根湯(かっこんとう)にも利用されています。

 

撫子(なでしこ)

なでしこ

なでしこは、女性の美しさを表した「やまとなでしこ」や「なでしこジャパン」

でもおなじみのよく聞く植物ですね。花が小さくて、色も愛らしいことから、

まるでそれが撫でたくなるくらい可愛らしい子という意味がある「撫でし子」にちなんでいます。

 

また江戸時代には平穏な時代であったため、園芸ブームが沸き起こり、

たくさんの花が鑑賞用として栽培されましたが、

その中の一つになでしこもありました。

 

萩(はぎ)

はぎ

萩はススキと共に十五夜のお月見の時に飾られる植物で、

丸めたごはんをあんこで包んで作るあのおはぎはこの萩の花に似ていることに

ちなみます。

 

また萩は肥沃な土地でなくても充分育つことができることから、

道路斜面や堤防に植えて、景観をよりよくするために使用されているんですね。

藤袴(ふじばかま)

ふじばかま

最後に藤袴は、花の色が藤の花のようであり、花びらがはかまのごとく見えることから、

そう名付けられました。

薬としても利用され、腎炎などでむくみが起きた際の利尿薬のほか、

冷え性や肩こりに効果があるとされています。

また香りがいいので、こたつに吊るして芳香剤としても使われているんですね。

 

秋の七草の由来

上記では秋の七草の名前や詳細について説明しましたが、

そもそも秋の七草の由来は何だったのでしょうか。気になりますよね。

その答えとは奈良時代の歌人であった山上憶良にちなみます。

 

万葉集に納められている山上憶良が詠んだ歌には、次のような歌がありました。

秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)

かき数ふれば 七種(ななくさ)の花

現代語訳すると、秋の野原に咲いている花を指折り数えると七つの花がありました。

 

萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花

姫部志(をみなへし)また藤袴 朝貌(あさがお)の花

現代語訳すると、はぎ、おばな(すすき)、くず、なでしこ、おみなえし、

ふじばかま、あさがおの花(朝顔ではなく、ききょう)

 

以上のことから、秋の七草は食べるものではなく、秋の季節に観賞用として楽しむものとして、

この七種類の植物が挙げられているというわけなんです。

 

ちなみに秋の七草は食べ物ではないですが、すべて漢方薬としても利用されているんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は秋の七草の名前と詳細、由来を紹介しました。

秋の七草は観賞用として楽しむもので、

①おばな(すずき)②女郎花(おみなえし)③桔梗(ききょう)④葛(くず)

⑤撫子(なでしこ)⑥萩(はぎ)⑦藤袴(ふじばかま)の七種類でしたね。

 

いざという時に答えることができたら、かっこいいので、

これを機にしっかり覚えて、賢くなっちゃいましょう!

 

それではまた!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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