「地球は青かった・・・」
この言葉はかの有名なロシアの宇宙飛行士ユーリィ・ガガーリンの名言ですね。
おそらく多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。
シンプルな言葉ではありますが、ガガーリンが宇宙から見た地球をこのように言ったと思うと、とても、感慨深いものがあります。
さて、人類で初めて宇宙に到達したガガーリンですが、実はガガーリンよりもさきに
宇宙に到達した動物がいるのはご存知でしょうか?
今回は人類よりも先に宇宙に到達した動物について解説していきたいと思います!
初めて宇宙に到達したのはあの動物だった!
1961年に初めてガガーリンが人類で初めて宇宙に到達して以降、
宇宙に旅立った人はこれまでに500名をこえています。
この数字をみてわかるように、宇宙がとっても身近になってきましたね。
しかしながら、ここまでの道のりは険しいものでした。
宇宙開発の裏にはたくさんの苦労と犠牲の上に成り立っています。
技術が進歩した今でも、危険をはらんでいて、打ち上げから帰還まで、
一歩間違えれば死に直結することもあるんですね。
ガガーリンが宇宙に行く前に、人々は多くの試験を繰り返し行ってきました。
その試験の中には生きている動物を搭乗させて、安全性を確かめたのです。
その動物というのが、「クドリャフカ」という愛称の1匹の野良犬。
具体的に言うと、シベリアンハスキーの雑種とされるメスのライカ犬ですね。
1957年にかの有名なロシアの宇宙船スプートニク2号に搭乗し、見事打ち上げは成功しました地球の周りをまわりました。
しかし・・・かわいそうなことに、スプートニク2号は
地球に戻るように設計しておらず、翌年に大気圏に突入し消滅してしまいます・・・
ライカ犬は、宇宙船内の酸素がなくなる前に、毒物によって、処分されたらしいですが、真偽のほどは確かではありません。
なお、この3年後にガガーリンは宇宙に到達します。
ほかにも宇宙に行った動物がいた!?
上記で述べた犬以外にも実は宇宙に到達した動物がいるんですね。
それは、「ハム」という名のチンパンジー!
1961年にアメリカが「マーキュリー・レッドストーン号」という宇宙船に
ハムを搭乗させて宇宙へと旅立ちました。
こちらも見事打ち上げは成功し、16分後に地球へ戻ってきています!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は人類よりもさきに宇宙に到達した動物について解説しました。
計り知れない人類の叡智によって宇宙に到達できたのは、
実に圧倒されるものがありますね。人類の歴史に多大なる貢献をしました。
一度でいいから宇宙に行って地球を見て、
ガガーリンと同じような気持ちになってみたいですね。
しかし、せっかく宇宙に到達したのに、地球に戻ってこれず、
なくなってしまった犬のことを考えると、いたたまれないものがありますね。
なんとか地球に戻って、人々に幸せや希望を与えてほしかったです。
さまざまな開発の裏には、たくさんの苦労と犠牲がともなっていることを
忘れてはならないですね。
それではまた!
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